2016年、活躍した食器 - 奥田知樹/井口工房/セラドン焼き/小代焼/遠藤太郎/額賀章夫

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今年はたくさん食器を買いました。
買ったものはその日のうちにInstagram( @sasakill )に載せているんですが、食器はやはり使ってなんぼ。見た目がよくても、使われなかったら良い買い物とはいえません。
そこで、一年を振り返って、本当に活躍した食器をまとめてみたいと思います。窯や作家の名前もちゃんと記載しますので、ご興味ある方は検索してみてください。


1. 奥田知樹(笠間)の豆皿



豆皿より大きく、銘々皿より小さい、絶妙なサイズ。
私より妻のほうがこれを気に入って常用していました。
ひとつ割れちゃったのが残念なので、また笠間に買いに行きたいなと思っています。


2. 実家の押入れから出てきた景品の銘々皿



左下に写っている、朱色の縁の銘々皿。
高台のところには、実家のある町の(しかしもうつぶれた)商店の名前が書いてあって、おそらく景品だか御礼だかでもらったやつなんだと思います。大したことのないお皿なんですが、雑に扱える気安さもあって、何度も繰り返し使いました。


3. 井口工房(やちむん)のお茶碗



少し平べったいお茶碗なんですが、白山陶器の平茶碗を超えた! と思いました。
このひとつしか買ってこなかったのを非常に後悔しました。
逸品です。


4. セラドン焼き(タイ)の銘々皿



西荻窪の食器屋さんのワゴンセールで安売りされていた銘々皿。
何気なく買ったんですが、見た目もよく丈夫で非常に使いやすく、あらゆる料理に活躍しています。
4枚セットで買ったんですが、これなら5枚あっても10枚あってもよさそう。


5. すり鉢になった片口



右上に写っているもの。西荻窪の廬山で買った古い時代のものです。
緑の野菜のおひたしなんかを盛ったらいいだろうなと思って買ったものですが、予想以上にいろんな料理に活躍してくれました。深さの黒い片口は持っておくといいですね。


6. 小代焼(熊本)の鉢



熊本の小代焼で、この絶妙な色合いが気に入って買いました。
肉料理からフルーツからまで、どんな料理にも合わせられます。
これは小さな鉢なんですが、機会があればもっと他の形も買い求めたいと思います。


7. 遠藤太郎(益子)の馬の目皿



伝統的な「馬の目皿」なんですが、クリーム色の地と藍色の絵付けが洋風料理によくあう感じで、我が家ではトーストなどをよく乗せます。マグカップなんかもとってもカワイイ作家さんで、今後も新作が出たら継続的にチェックしたいなと思っている作家さんです。


8. 額賀章夫のマグカップ



どちらも額賀章夫さんの作品ですが、特にヘビロテだったのが右に写ったマグカップ。
見た目はもちろんですが、使ってみると本当に素晴らしい。
妻には、有名な作家さんだというのを特に伝えずにいたんですが、何度か使っただけで「すごい!」と大絶賛していました。一度使うと、マグカップに求める品質のレベルが一段も二段もあがってしまうような逸品です。

以上です。

2016年、買ってよかったもの - 主夫目線

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年末になるとブロガーみながやりだす「買ってよかったもの」。一年を振り返るいいきっかけになりますよね。というわけで私は、家事に役立つお買い物ということで主夫目線でBEST 5を選んでみました。

1. キッチンクロス



36枚で1,920円。1枚あたり52円。この安さ、そして枚数の多さがいいんです。

シンクの水滴、吹きこぼしや油はね、子どもがこぼした食べかすや食後のテーブルの清掃、水切りした後の食器の水分の拭き取りなどなど、キッチンクロスは何枚あっても困りません。1日に少なくとも4枚〜5枚使うのは当たり前で、洗濯・乾燥中のものを考えると常時10枚強がローテーションしています。
だから、無印良品あたりで5枚いくらのものだと全然足りないし、割高。だったら最初にまとめて買ってしまって、常に清潔なクロスをどんどん使ったほうがいい。という意味で非常におすすめす。買ってよかった。


2. タオルホルダー



写真だとわかりづらいですが、これは5.5センチ四方のサイズのタオルホルダーです。シンクの下の扉などに貼り付けておいて、タオルやキッチンクロスの隅をぐいっとねじ込んで固定しぶらさげておくのに使います。

我が家ではこれは4つ横に並べて、手を拭くタオル、シンクやコンロまわりを拭くクロス、床などを拭くクロス、洗ったあとの食器などを拭くクロス、などを突っ込んでいます。1個750円というのは安くはないけれども、なにより楽ちんだし、料理するための作業スペースは邪魔しないし、本当に買ってよかった。素晴らしい商品です。


3. マグネットフック



冷蔵庫なんかに貼り付けておくマグネットです。メモを固定したり、ちょっとした鍵なんかを掛けておいたりします。

そんなのは何を使ったって一緒だとお思いかもしれませんが、気がつくと、水廻り工事の広告のマグネットだとか、銀行でもらってきちゃったやつだとか、アンパンマンやトーマスのなんかだとか、そんなものに占領されてカオスになっていたりしませんか? それに、強力なマグネットってのはいいものです。使ってみればわかります。
5個で1,000円もしちゃいますが、これをいますぐ買って、冷蔵庫にへばりついてる不統一でへなちゃこなマグネットをすべて捨ててみてください。こんなマグネットフックにも哲学があるんだということにすぐ気づきます。おすすめ!


4. タダフサのペティナイフ



定評のあるタダフサの包丁。その最初の一本として、ペティナイフを購入。お値段9,800円。

よく切れて、手に馴染み、扱いやすいナイフ。
これを手にしたことで、料理に対する悩みが半分くらい解決しました。
千切りが苦手だったのも、トマトの断面からぐじゅぐじゅした中身が飛び出ちゃうのも、カボチャを切るときに力が入りすぎて怖かったのも、すべて解決。なぜもっと早く品質の良い包丁に鞍替えしなかったのかと、無駄に悩んだ時間を後悔しています。

包丁といえば、グローバルや有次も有名ですが、そちらはまだ扱ったことがありません。なので比較はできませんが、デザインだけでいえばタダフサが好み。そして、使っていてなんの不満もなく、喜びしかありません。買ってよかった!


5. ストウブのピコ・ココット ラウンド



フランス生まれの鋳物の鍋です。お値段22,000円。

鋳物の鍋といえばル・クルーゼかストウブ。というような定番の品ですが、その前までに何年もル・クルーゼを使ってきた者としては「そんなに違いがあるものかね」との疑いの思いもありました。が、使ってみると違うもんですね。確かに違う。気になる方はどうぞAmazonのレビュー欄を見に行って、ル・クルーゼ=ストウブ批評をご覧になってください。ル・クルーゼで十分かなと思っていた人も、きっと欲しくなるはずです。

ちなみに私はすでにストウブ派で、次にもうひとつ買うとすればやっぱりストウブに手を出すと思います。いやそのまえにWESTSIDE33の銅のお鍋かなー。とかなんとか、買い物の楽しみは続きます。来年もこんな感じの主夫目線でまとめてみよう。

では1年後に。

LINE LIVEで会える(逢える)お薦め21人のリンク集

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(LINE LIVEの事例。有名人の場合)

たくさんメールを交わしていると、ひさしぶりに会ってもそんな感じがしない。
そんなことってありますよね。

そういう関係の人とは「ひさしぶりー。最近どう」からはじまる会話じゃなくて、「あのときどうだった? 実はこうでさ」という近況の続きから会話がはじまる。で、「そういえば実際に会うのって1年ぶりだよね」みたいになる。

メールやチャットやSNSやメッセンジャーは、そんな風に人をつなげてしまう道具としてあって、これからも選択肢は増えていくと思いますが、いま自分のなかでホットなのは、なんといってもライブ動画です。

私がいまLINE LIVEというサービスをやっているからどうしてもそう思えてしまうところはありますが(つまりポジショントークだと十分にわかってはいますが)、それでも、いちユーザーとして興奮しているのは本当で、そのおもしろさをなんとか伝えたいと思って書きます。

* * *


(LIVE LIVE事例のイメージ。トップ常連の人気配信者)

動画を配信している人はたくさんいて、これまでにも何度となくそうしたものを見て楽しんできましたが、よいLINE LIVE(以下、LIVE)を見たあとは、それらともちょっと違った手触りが残るんですよね。気に入ったLIVEを翌日になって思い出すとき、「そういえば昨日、あの人に会ったな」って気がするんですよ。見た、じゃなくて、会ったという感じがする。ふとそういうことに気づきました。

もちろん、物理的に会えてるわけじゃないんだけど、LIVEを通じて親密な時間を一緒に過ごすと「会った」のと同じような体験として記憶されるんです。それが特に素晴らしい体験だった場合などは、会ったではなく「逢った」とでも書きたいような気持ちになります。

何を大袈裟なと思うかもしれませんが、それは「頻繁にLINEしてたから1年ぶりに会うのにそんな感じがしない」という気持ちが発生するのと同じような理由で、サービスを通じて会えているんですよね。実際のところ。

そのLIVEがどんなものか。以下に個人的な体験を3つ紹介します。

1. 子どもを寝かしつけたママとの逢瀬



(LIVEの事例。この段落の内容とは関係ありません)

時間は、昼間の3時か4時。会議の合間のちょっとした時間にスマホを手にとったら、子どもを寝かしつけたばかりだというママが、寝室からLIVEをはじめました。

横には子どもが寝ており、大きな声は出せない。もう間もなくすると、上の子を保育園にお迎えに行った夫が帰ってくる。育児の間にちょっとした息抜きをしたいんだけど、中途半端な時間だから友達を自分都合のおしゃべりに引きづり込むのも気が引けて、ちょっとの時間に遊べるものを探していた。LIVEを見ていると、そんな状況がわかってきました。

私も小さい子を持つ親として、子どものお昼寝中にだけ訪れる束の間の休息のありがたさや、解放された気持ち(でも子どもが起きたらまたすぐ育児に戻らなければならない緊張した気持ち)はよくわかるので、共感しながらコメントし、そこに会話が発生しました。

寝室というプライベートな空間、お互いが手に握りしめたスマホをはさんだ親密な距離感、隙間時間が重なった偶然、そして育児という共通の話題。初めて「会った」知らない人のはずなのに、短い時間でお互いが小さくない励ましを得て、そのときのLIVEは終わりました。

これを逢瀬と言うのは大袈裟かもしれませんが、夫が帰ってくる気配がしたときに感じたざわついた気持ちは、つまりあれのそれでした。それはそのとき一回限りのことでしたが、会ったという手触りはいまも強く残っています。ちなみにその配信者が誰かは教えられません。あしからず。

2. イジメ被害者のグループカウンセリング


こちらの場合も、配信者が誰かは教えられません。教えられない理由は、内容がイジメに関係するものだからなのですが、「ブログに書かれることでイジメが過激化してしまうことのないように」という心配よりも、「そのときのLIVEのタイミングだからこそ打ち明けてくれた秘密を他の人に明かすわけにいかない」、という気持ちのほうが強いです。

何気ない会話ではじまったLIVEは、視聴者の応援を得てだんだんと打ち解けた雰囲気になり、これまで両親にも教師にも友達にも打ち明けたことない悩みの告白になりました。最初のうちは涙目程度だったのが、自分の本当の気持ちを話しはじめてみると、堰を切ったように感情が溢れ出てきて、涙と洟が止まらない。

誰かが自分の目の前で(実際に目の前に居るわけじゃないのに、本当にそう感じられる)こんな風に感情を爆発させて嗚咽することなんて、自分の人生の中でもそう何度もあることじゃないので、動揺したというか、どうしようもなく胸を締めつけられるような思いがして、握りしめたスマホから目を離すことができませんでした。

これを見た人みんながきっと同じ気持ちになったんでしょう。視聴者があたたかいコメントで励ましてくれたことで、LIVEはポジティブな雰囲気を取り戻して終わり、その人はその後も継続的に配信しています。

これをカウンセリングと言うのは大袈裟だけど、LIVEによって生まれた傾聴と受容の機会が、物事をちょっとでも良い方向に変えられた気がして、いち視聴者として印象的な内容だったのはもちろん、サービス提供者の立場としても「こんなことまで実現できるサービスだったんだ!」という嬉しい驚きに打たれたLIVEでした。

3. 高校生たちとのお弁当休憩、そしてタイムスリップ



こちらは紹介できるやつ。お昼休みの学校の教室。高校生ふたりがお弁当を食べているときにはじまったLIVEです。

私からすると、20歳くらい年が離れている今時の高校生の様子自体が興味深くて、最初のうちは観察するような目で見ていました。ところがふたりの絶妙な掛け合いにどんどん引き込まれるうちに、自分もすっかり高校生に戻ったような気分になっていったんですね。お弁当を食べ終えベランダに移動する頃になると、自分もそこにいるような、ノスタルジーのようなデジャヴのような、言いようのない気持ちになったんです。

これをタイムスリップと言うのは間違いなく大袈裟だけど、そのときの風や温度や湿度が、スマホの画面を通じてこちらまで届くような、そんな感じがしました。比べるものじゃないことを承知であえて言えば、『君の名は。』を見終わったときよりもこのLIVEのほうが、人に熱く語れる自信があります。なぜならそれが、自分事の体験だからです。

* * *

これらLIVEの事例を通じて思ったのは、「VRヘッドセットがなくたって、現実と感じられるじゃないか」ということでした。データがプアでも、情報として足りない部分は記憶や想像力が補ってくれるので、脳はそれを体験したと錯覚し得る、というわけです。

つまりライブ動画の価値の本質は、それが視聴者にとってのリアルな体験になる、ということなんだろうと思っています。「見た」という受容の体験ではなく、「会った」に近しい自分事の体験です。

コミュニケーションとしてのライブ動画



(LINE LIVEの事例。ネット世代の新星セレブも利用)

端末の性能と回線の速度があがったおかげで、現在は動画サービスの花盛りです(これからもっともっと盛り上がるでしょう)。それらは「動画元年」といったワードで何かと一括りに語られますが、思うに、動画サービスには2種類あります。

ひとつは、映画やドラマのように、完成されたコンテンツを受容するための動画サービス。映画館やテレビやDVDの延長としてのGYAO!/Netflix/Hulu/Tver/AbemaTV等です。
もうひとつは、手紙や電話の延長にあるもので、誰かとのコミュニケーションの手段として動画を採用しているサービス。ニコ生/ツイキャス/Showroom/Facebook Live/LINE LIVE等です。

これらのサービスやコンテンツを見ていくと、現時点では共通点の方が多く挙げられるかもしれませんが、わずかにある相違点が本質的なところで大きな違いを生み出しているように思えます。
たとえばLINE LIVEの場合、配信時間に関してよくこんな質問を受けます。

「LINE LIVEではどれくらいの配信時間が最適ですか?」

それが映画やドラマなら1時間〜2時間でしょうし、流行りの分散型動画なら数十秒から1分程度ということになるでしょう。また、動画を離れて隙間時間の潰し方で考えると、ゲームの1クエストも、無料マンガの1話も、だいたいが数分から10分以内の単位でコンテンツが考えられています。

では、コミュニケーションを重視するライブ動画の場合は何が比較材料になるのか。

私の考えでは、道でばったり知人と会ったときの数分間の立ち話、あるいは、お昼休憩に誘いあって出かける3〜40分のランチ、あるいは打ち上げの二次会で親しいもの同士が集まって終電まで粘ってしまうときの1時間ちょっと。そんな感覚に近いんじゃないかなと思います。幅はかなりありますが、どんな内容で、どの時間帯に配信するのかを考えると、最適な配信時間の基準になるんじゃないかと思います。

これは一例ですが、基準をコミュニケーションの側に置いているというのが、自らを動画コミュニケーションプラットフォームと定義付けている「いまの」LINE LIVEの考え方です。

ラジオの歴史から考えるライブ動画



(LINE LIVEの事例。アーティストも縦型対応)

ここで「いまの」とあえて強調したのは、ライブ動画にもその時その時のフェーズがあるだろうと思っているからです。メディアの歴史を振り返ってみると、ラジオが非常的です。

まるで自分が見てきたことのように語るのを許して欲しいんですが、ラジオの技術は、もともとはユーザーによるコミュニケーションの道具として活性化していったものです。現代でも愛好者が多いアマチュア無線なんかですね。

それが進化していく過程で、ラジオ放送局というマスメディアが登場します。そこで最初に大衆的な成功につながったのは、発明家のリー・ド・フォレストが夢見たクラシックコンサートの中継ではなく、ジャズだったそうです。聴覚にだけ訴えるラジオのメディア特性が、肌の色を問うことなしに優れた音楽を世界に解き放つのに一役買った。そしてそれが、コンテンポラリーミュジックの世界を決定的に変えてしまった。

こういうエピソードを聞いて、初音ミクやYouTuberや生主のことを思い出さないサービス運営者はいないと思います。ユーザーのコミュニケーションから始まったサービスが、やがて世界を席巻するカルチャーを生んでいく。その可能性に本当にワクワクするし、励まされます。

というわけで、先ほど「いまの」と限定したのは、ライブ動画自体がまだ、ラジオでいえばアマチュア無線の段階にあると思うからです。それが広まっていった未来には、思わぬものが登場して、マスメディア的なものだとか映画・ドラマ的なものだとか、受容を重視するものを目指していくフェーズがあるのかもしれません。

* * *

とはいえいまは、コミュニケーションとしてのライブ動画にこだわっています。戦略以前の純粋な気持ちとして、何よりそれが楽しいからです。

サービスを運営をしていて楽しいのは、メンバーの誰かが「こんな素晴らしいLIVEがあったんですよ」と教えてくれる瞬間です。そのときの語り口には、良い映画を見ましたとか、良いドラマを見ました、というのともまた違った自分事の体験ならではの熱量が感じられるんですよね。
それが映画であれば、『シン・ゴジラ』のような作品は年にひとつあればいいほうですが、素敵な人に出会う体験は、それこそ人の数だけ存在し得て、そうした機会が数多く生まれる現場にいられるというのは、本当に運営者冥利に尽きます。一度やったら病みつきになります。

お薦めリンク集


さて、ずいぶん長くなってしまいました。

最後に、私のお薦めとして記事の途中で掲載してきたLIVEの事例を、リンク集として掲載して終わりにしたいと思います(スマホで開くとアプリからフォローできます)。


木下優樹菜
https://live.line.me/r/channels/27927
ダレノガレ明美
https://live.line.me/r/channels/19439
北川景子
https://live.line.me/r/channels/235
中島美嘉
https://live.line.me/r/channels/19909
あひる
https://live.line.me/r/channels/19918
口口口口
https://live.line.me/r/channels/25242
Little Colours
https://live.line.me/r/channels/25895
MIAKA
https://live.line.me/r/channels/21185
酒井治美
https://live.line.me/r/channels/13577
迫畠彩
https://live.line.me/r/channels/17106
Saya
https://live.line.me/r/channels/17748
まりん&ゆうり
https://live.line.me/r/channels/10135
ちく
https://live.line.me/r/channels/24937
りゅうちぇる
https://live.line.me/r/channels/67
ぺこ
https://live.line.me/r/channels/134
りんか&あんな
https://live.line.me/r/channels/20789
へえ
https://live.line.me/r/channels/5785
ゆっこママ
https://live.line.me/r/channels/19383
WHITE JAM
https://live.line.me/r/channels/111
minmi
https://live.line.me/r/channels/22312
erica
https://live.line.me/r/channels/13707


以上。

にしようと思っていたら、私の趣味には偏りがあるようで、他のLINE LIVEのメンバーからも「全然わかってない」「これも入れろ!」と熱い推薦がありましたので、それらも載せておきます。


プラネットオシリス
https://live.line.me/r/channels/55
マッタリターイム
https://live.line.me/r/channels/24654
Ayano
https://live.line.me/r/channels/1191
おん
https://live.line.me/r/channels/21576
あやもん
https://live.line.me/r/channels/16148
元松美紅
https://live.line.me/r/channels/14362
mir
https://live.line.me/r/channels/13476
みやゆう
https://live.line.me/r/channels/11708
市野水菜
https://live.line.me/r/channels/3164
Garance
https://live.line.me/r/channels/17686
あやもん
https://live.line.me/r/channels/16148
かづさ
https://live.line.me/r/channels/6950
しゅー。
https://live.line.me/r/channels/5891
ゆきりぬ
https://live.line.me/r/channels/1641
ROZE MARINA
https://live.line.me/r/channels/11186
YUK!TO
https://live.line.me/r/channels/10646
TKC.jp
https://live.line.me/r/channels/4979
マシロンケーキ
https://live.line.me/r/channels/13464
Ryuji@あんどりゅー
https://live.line.me/r/channels/3387
シンディ
https://live.line.me/r/channels/3656


以下は、有名人系。


@SunCafe
https://live.line.me/r/channels/913
B2takes!
https://live.line.me/r/channels/350
Call Me!
https://live.line.me/r/channels/16495
DECO*27
https://live.line.me/r/channels/22283
Gacharic Spin
https://live.line.me/r/channels/25405
LAMP IN TERREN
https://live.line.me/r/channels/794
M.S.S Project
https://live.line.me/r/channels/315
MAGIC OF LiFE
https://live.line.me/r/channels/581
QunQun
https://live.line.me/r/channels/668
Rush×300
https://live.line.me/r/channels/351
Ryutaro Morimoto
https://live.line.me/r/channels/798
Silent Siren
https://live.line.me/r/channels/825
SOLIDEMO
https://live.line.me/r/channels/656
SPiCYSOL
https://live.line.me/r/channels/23307
Toshi & Lithi
https://live.line.me/r/channels/624
UNIONE
https://live.line.me/r/channels/731
WEBER
https://live.line.me/r/channels/780
Xmas Eileen
https://live.line.me/r/channels/111
あむちゃん!
https://live.line.me/r/channels/981
アメリカザリガニ
https://live.line.me/r/channels/143
オメでたい頭でなにより
https://live.line.me/r/channels/21915
しずく
https://live.line.me/r/channels/912
ジャルジャル
https://live.line.me/r/channels/121
たんぽぽ
https://live.line.me/r/channels/22065
ツキクラ
https://live.line.me/r/channels/616
とにかく明るい安村
https://live.line.me/r/channels/122
ブレイク☆スルー
https://live.line.me/r/channels/20888
みうめ
https://live.line.me/r/channels/25859
ゆうたろう
https://live.line.me/r/channels/488
仮面女子
https://live.line.me/r/channels/421
空想委員会
https://live.line.me/r/channels/416
栗城史多
https://live.line.me/r/channels/24893
高橋直気
https://live.line.me/r/channels/631
佐藤健
https://live.line.me/r/channels/702
上地雄輔
https://live.line.me/r/channels/789
杉恵ゆりか
https://live.line.me/r/channels/21523
斉藤平七(へえ)
https://live.line.me/r/channels/5785
石川綾子
https://live.line.me/r/channels/671
石田晴香
https://live.line.me/r/channels/803
中島美嘉
https://live.line.me/r/channels/19909
超特急
https://live.line.me/r/channels/38
天津向
https://live.line.me/r/channels/824
東京女子流
https://live.line.me/r/channels/563
内山愛
https://live.line.me/r/channels/369
乃木坂46
https://live.line.me/r/channels/733
Da-iCE(ダイス)
https://live.line.me/r/channels/963
AKB48グループ
https://live.line.me/r/channels/26
Juliet
https://live.line.me/r/channels/311
LinQ
https://live.line.me/r/channels/438
ROOT FIVE
https://live.line.me/r/channels/910
ROZE
https://live.line.me/r/channels/267
XOX
https://live.line.me/r/channels/47
アキシブproject
https://live.line.me/r/channels/574
たこやきレインボー
https://live.line.me/r/channels/818
田村淳
https://live.line.me/r/channels/248
堂珍嘉邦
https://live.line.me/r/channels/70
むすめん。
https://live.line.me/r/channels/869
吉田山田
https://live.line.me/r/channels/609
吉田早希
https://live.line.me/r/channels/446
近藤晃央
https://live.line.me/r/channels/683
倉持由香
https://live.line.me/r/channels/445
蛇足
https://live.line.me/r/channels/119
佐野和真
https://live.line.me/r/channels/688
出雲阿国
https://live.line.me/r/channels/606
217
https://live.line.me/r/channels/336
前園真聖
https://live.line.me/r/channels/46
五郎丸歩
https://live.line.me/r/channels/96
遠藤保仁
https://live.line.me/r/channels/843
ナオト・インティライミ
https://live.line.me/r/channels/26341


今度こそ以上です。
お気に入りを見つけて、ぜひ実際に会って(逢って)お楽しみください。

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僕が面接官をするときに、よくたずねることがあります。

「あなたがもっとも長く続けてきたことはなんですか?」

勲章でも、宝島の地図でもなく、どんな舟に乗っているのかという習慣を知りたくてそんなことを聞きます。
感心してこちらが身を正すような回答に出会うこともあるし、たぶんこちらの聞き方が悪いせいでうまく答えを引き出せないこともあります。長く継続している習慣ほど無意識のうちに行ってしまっているもので、とっさの質問では意識下に浮かんでこない、という事情もあるかと思います。だからそれだけで何かを測れるとは思っていないんだけど、僕自身が興味を持っていることなので、わりとよくたずねるわけです。

いつだったか、不思議なことがありました。

中途採用面談で社をたずねてきた男の自己紹介と志望動機を聞きながらいつものようにメモをとっていると、話の内容が手元のレジュメとずいぶん違っていることに気づいたんです。というか、まったく違う。

「失礼」といって話をさえぎり名を確認すると、彼はそこに書かれてあるのとは違う名を名乗りました。すみません、今なんと?

「ですから、代々木(よよぎ)と申します」














































































男とのダイアローグを3000文字ほど書き、数日寝かせ、結局、丸ごと削除し、変わりにそれと同量の改行を残すことにしました。

なぜか。

僕がこうやって長々と内省しているうちに、「佐々木さん、人って変われると思いますか?」と相談してくれた友人は、僕の誕生日にわざわざ仕事を抜けてプレゼントと手紙を届けにきてくれまして、その行動に僕は、言葉で何か語った気になるのが馬鹿馬鹿しく思えてきたというわけです。一連の記事の終わらせ方を悩んでいたところに、そもそものきっかけとなった友人がふいに現れ、風呂敷を畳むきっかけをくれました。どうもありがとう。

さて、なんの話をしていたんでしたか。

人は変われるか?
もちろん、変われる。
でもそれは、他人からではなく、自分からはじめなければならない。言葉ではなく、行動からはじめなければいけない。

よってこれ以上のおしゃべりは慎みます。
内省を終えたら、あとは沈黙して舟を漕ぐのみ。誰とも比較せず、過去や未来の自分とも比較せず、今ここ、自分のことだけ考えて、他者に働きかけよう。ピース。

小林弘人の夢、出澤剛の日課 -「佐々木さん、人って変われると思いますか?」と言われて考えたこと(4)

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長いこと、会社のメンバーには相談できなかった悩みがありまして。

人生に目標設定は必要か?」というのがそれです。

これは反語だから、つまり僕の言いたいこととは「人生に目標設定なんていらねーべ」ってことだったんですが、毎期の目標設定と査定をする立場の人間がそれを言っちゃあ模範にならないってんで黙ってました。会社を辞めたメンバーには「実は」と言って本音で話したこともあるけれど、基本的には、長いことアンビバレンツな思いでもってひとり悩み、答えを出せずにいたわけです。

なにしろ、あらゆるヒーローやビジネスリーダーたちが、目標設定の大事さを説いています。本田圭佑、イチロー、石川遼らが小学校の卒業アルバムで宣言した夢を実現させてきたのは有名な話だし、ソフトバンクの孫さんは今でも自分の夢を寝室の壁に大書して掲げているといいます。
そうしたキラ星のような事例を金科玉条として、世にあふれるビジネス書はどのように目標設定すべきかという具体的な方法を手取り足取り教えてくれます。でも、目標設定の必要性について一緒に疑って考えてくれる本には、僕が読んだ限りでは出会えませんでした。

もし10年後の自分を想像し得たとして、そこから逆算して今の自分の人生の在り方を決めていくとしたら、それは10年後の自分を生きることに他ならないのであって、誰が自分の代わりに今の自分を生きてくれるというんだろう? じゃあ行き当たりばったりでいいのかというと、それを胸はって誰かに勧めるだけの自信もまたない、というね。

人にも相談できず、本でも回答に巡りあえず、ずいぶん長いことウダウダと考えておったんですが、最近ようやく合点がいきました。腑に落ちてみると簡単な話で、目標設定はやはりあったほうがいい! というずっこけそうな結論に至りました。やっぱそうなのか。みんな正しかったんだと。僕だけが、納得するのにやけに時間がかかってしまったわからず屋のわからんちんでした。

でも、わからず屋がわかったときには、(自分で言うのもなんですが)わりと深くわかってるものなので、ここで自分が理解したことを書きたいと思います。

小林弘人の夢、出澤剛の日課


つい最近、僕が最初に入った会社、インフォバーンのメンバーと会い、酒を飲みました。実に10年ちょっとぶりのことです。敬愛する人たちとこれほど久しく時を隔てなければならなかった理由は、自分のなかには今もまだいくらか存在していて、会場へはそれなりに緊張して向かわねばならなかったんですが、着席即、リラックスできました。事前に示し合わせたわけでもないのに、その週に発売されたばかりのMETAFIVEの新譜を全員がそろって買って聴いてる男トリオというのがなんかうれしかったですね。それで緊張も何もなくなり、ここが僕の自然体だったんだという、正中線ともいうべき場所を思い出したのでした。

そのときにみなで笑ったのは、当時(このときの話のなかでは2003年〜2004年頃のこと)、「ベンチャー」という言葉には、今でいう「スタートアップ」のような若く猛々しい夢と希望にあふれたニュアンスはまったくなかったよね、ということ。

田園都市線用賀駅徒歩25分のところにある暖房も冷房もろくに効かない一軒家で(「オフィス」と呼びたいところだけど、それはどこからどう見てもただの住宅でした)、20人ほどがすし詰めになって働いているに過ぎなかった当時のインフォバーンは、2016年時点でみなが「ベンチャー」とか「スタートアップ」とか呼んでいる企業のイメージからはだいぶ距離があり、どちらかといえば家内制手工業のような趣きがありました。それでもインフォバーンに入りたがったメンバーだけが、ただそれが好きで、ただそこが好きで、集まっていました。給料が安くてしんどかったような気がするけど、それはどちらかといえば後から補正された記憶の解釈で、当時はそんなことを不満に思う余裕もなかった。とにかく、目の前のことに必死でした。

仙台の大学を卒業後、職もないのにとりあえず東京に飛び出してきて、アルバイトをしながら初めて応募した会社がインフォバーン。そのときたまたま出された求人にラッキーにも飛びつくことができたのは、サイゾーの愛読者だったからで、金がないなか唯一買い続けた雑誌に救われたかっこうです。

その程度の望みで入社したもんですから、高邁な理想なんてあろうはずもなく、最初のうちは時給じゃなく月給であることだけで感動です。ちょっとくらいさぼっても、風邪で休まなくてはいけなくても、同じ給料が安定してもらえるなんてすげえ! マジ勝ち組! と本気で思いました。もちろんそれは、月給を勤務時間で割り戻せばいくらになるか冷静に計算できるようになるまでの話ではありますが、それがわかってからもなお、時間ではなく成果で評価がされるようになったことは、うれしいことでした。

この程度の意識で働いている一介の労働者である僕に、代表の小林弘人 a.k.a こばへんが何かの弾みでこんな風なことを言いました。

「日本の若いやつは、ほんと使えない。英語も統計もプログラムもできる中国人が、夢と理想に燃えてやってくるんだから、みんなもっと危機感を持ったほうがいいよ」

このときの状況を補足すると、こばへんとは二人きりだったわけですが、こばへんはこれを僕に向かって言ってるわけじゃないんですね。どこか遠くへ向かって言っていて、僕はテニスボールを打ち付けられる壁のような存在だったかと思います。
そのとき僕はなんと言ったんだか。たぶん「なるほどですね」とかそんな感じで、壁に徹していたような気がします。でも、壁は壁なりに衝撃を受けていました。当時の僕にとって、グローバリゼーションで自分の仕事がなくなるというのは、アンドロイドが人間の仕事を奪ってしまうのと同じくらい現実感がない未来の話で、自分ごとだとは思っておらず、明日の納品のことだけで頭がいっぱいでした。

こうした話のほかにも、こばへんは今も昔も一貫してビジョナリーであって、未来の夢を見、それを僕らに伝える存在でした。人のプライバシー意識がどう変わるか、未来のセックスがどうなるか、そんな話をしてくるボスなんてなかなかいません。
そうして壁は壁なりにこばへんの話を聞き、こばへんの書く原稿を読み、僕は次第にその夢に触発されていき、あるとき、編集者の道からウェブサービスの企画者を目指そうと決意し、会社に辞意を伝えました。

こばへんが本気を出すとすごい。辞意を伝えにきた僕をカフェに連れ出し、ビジョナリーとしてその現実歪曲フィールドを発動させて説得をしてくれました。そのときは壁ではなく、仕事の相手として。ありがたいことです。
結局、会社を辞めることにしましたが、それは、そのときの僕にこばへんと一緒に夢を見る資格がなかったというだけの話です。そのときこばへんが語ったことは正しかった。その後、10年経って振り返るに、こばへんの見た未来はほとんど的中し、そこに見た夢が現実に近づいていることは、微力ながら私が証言します。まじですごい。

ライブドアに入ったあと、そこで再びスキルとコードを獲得するまでには相応のつまずきがあるわけですが、そのときはタイミング的に同じ境遇の仲間に恵まれました。台風の目の中は案外に静かで、事件の反響ほどには内側は混乱しておらず、僕はただ、自分の仕事に夢中になって時を過ごしました。

そこで出会ったのが、代表の出澤さんです。

同じ会社とはいえ大きな組織でしたし、代表になる前は別事業部のボスだった出澤さんとはまさに「出会った」と表現するのが適している気がします。あるいは、当時の僕の立場からすると、「発見してもらった」ですかね。おもちゃ箱の奥から取り出した野暮ったいぬいぐるみのケツをポンと叩いてホコリを払い、閉ざされていたチャクラを蒙いて(ひらいて)命を吹き込み、ビジネスという戦場のマーチに参列させる。出澤さんがしたのは、そういうことでした。

およそ僕という人間は根っからの楽天家なのか、未来のためにいま何かに投資するという訓練をしてきませんでした。振り返れば、高校は近所を選んだだけ、大学は推薦で一校受けただけ、インフォバーンはたまたま見つけた求人で、ライブドアも一通だけ送った履歴書で。どうにかなるさの行き当たりばったり一本道。
だからそのときの僕が出澤さんから学んだことというのは、ごくごく基本的な、月次の課題、週次の課題、日次の課題を実行していくという営みでした。悩まず、意味を求めず、見返りも求めず、ひたすら愚直に。

愚直な繰り返しの日課は、小さな達成の習慣に育っていきます。そしてその習慣という“乗り物”こそが、気づかないうちに自分を遠くまで連れていってくれる、というわけです。こんな当たり前のことが、僕は長いことわかっていなかったんですね。

自らを鍛えなおす苦しさのなかで、当時の僕はこんなことをブログを書きました。

『ゲド戦記』のなかに、急いで遠くに逃れるためにハヤブサに変身する、というエピソードがあります。しかしその魔法であまりにも長時間ハヤブサの姿でい続けてしまったゲドは、元は人間であることを忘れて、自分がかけた魔法を解くことができなくなってしまいます。

このエピソードが最近、仕事と私生活のアナロジーに思えてきました。

仕事で取り組むプロジェクトが増え、また、それぞれに与えられたミッションがどれもおもしろくて、人間のままだと時間内にすべてやりきるのが困難だと。そこでハヤブサに変身ですよ。
ところが一度ハヤブサに変身するとなかなか人間には戻れなくて、朝起きて歯磨きしているときから夢の中までずっと仕事のことを考え続けて、前日のテンションが途切れないまま今日の仕事に突入してしまいます。(中略)

ゲドの場合は、師匠のオジオンが救いの手を差し伸べてくれましたが、現実には、自分でなんとかリフレッシュするしかありません。というわけで、最近ジョギングを始めました。

2008年4月19日 ハヤブサ : アルカンタラの熱い夏

いま読むとなかなか微笑ましく感じますが、このときはそれなりに必死で、人間であることをやめるような感覚で取り組んでいました。夢中になるというより、畜生道に堕ちる。そういう経験を通して、日課を守り、達成の習慣をつけ、遠くへ漕ぎ出そうとしていたんです。

ここに書き付けてあることどもは、自分が勝手に咀嚼してきたことで、内容に対する責任は僕にあります。出澤さんは、自分の仕事哲学を(僕のように恥ずかしげもなく)披露したりしません。日課という小舟を後ろ向きで愚直に漕ぎ続けるなかで、あとから同じように後ろ向きで漕いでくる僕たちの背中を見るのみ。自分には出澤さんがどこまで遠くに行ったか見えず、ただ背中に視線を感じながら、やはり愚直に舟を漕いでいるだけです。

さて。「人生に目標設定は必要か?」という話でした。

巷間よく言われる目標設定の欠陥は、その人が立っている平面の水準を考えずに、一律に人生の大目標を掲げさせようとするところにあると、いまはそう考えます。かくして、地元のご近所づきあいもできない人がクラウドファンディングとハンドクラフトで地方再生を夢を見るという喜劇的なアントレプレナーの誕生と相成るわけです。

というわけで、僕が考える「その人が立っている平面の水準」(レベルとは言いたくないので、このややこしい言い回しをしています)と、「目標までの距離」を分離して考える自分なりの目標設定の仕方とは、こうです。



その人が立っている平面の水準を、「Not Individual」と「Individual」と「Super Individual」に分け、それぞれに対して「目指す方向」と「獲得すべきもの」と「目標設定」を書きました。このうち、Not IndividualとIndividualの列に書いてある内容は、これまでに語ってきた通りです。

実名で書くブログにおいて、自分を物語のなかにあてはめていく自己陶酔的な気色悪さには自覚的であるつもりなんですが、わかりやすさのために繰り返します。なぜなら、理論ではなく物語こそが共感を生み、説得ではなく表現こそが世界を変えると確信するからです。

17歳までの小さな世界で、自分がIndividualな水平にいると勘違いした僕は、蝋の翼で空を目指し墜落しました。光を奪われた盲目のヒルコとしてNot Individualの平面を漂流するなか、師と、妣の化身と、友や仲間と、父なる存在に出会えた僕は、ひとつひとつチャクラが蒙かれて(ひらかれて)いき、なんとか再び個人の水平にまで帰還することができました。ここまではそういう話です。

(つづく。次回、主題に戻って、影についてと調和と平凡さの需要と愛と平和を語ってそれで終わりにします)

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