グレイス・ペイリーの『最後の瞬間のすごく大きな変化』
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Amazonのレビューでは、「たった3冊の短編集でアメリカ文壇のカリスマとなったスーパーおばあちゃん」と紹介されてる、グレイス・ペイリーの『最後の瞬間のすごく大きな変化』という本を読んでいます。
でも、これがまったく読み進まない……。ひとつの作品は短いもので数ページ、長いものでも2,30ページなんだけど、まったく読み進まない。
その原因を、Amazonのレビューにある下記の文章がよく説明してくれてます。
学生時代、飲み屋でつまみとして初めてピスタチオを食べたとき、殻をむいてから食べる・・・ということを知らなくて、そのまま齧りついて歯が欠けそうになった恥ずかしい経験があるのですが、ペイリーさんの文章はその硬さを思い出させます。その癖のある文章は生半可な読み方をしているようでは太刀打ちできない。いったい何を言いたいのかよくわからなくて途方に暮れることにもなる。
つまりこういうことなんです。途方に暮れては再読し、再読して途方に暮れるということを繰り返しているからまったく読み進まない。
それでどうなんだ、おもしろいのかと言われたら、やっぱりよくわかんないけど、おもしろいような気がする、と答えるしかない。なんだかなあ。