カート・ヴォネガット、サルベージの巻
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帰り道にある古本屋の100円ワゴンはやけに回転が早い。
スルーすると損をしそうでいつも寄り道してしまう。
例えばある日、カート・ヴォネガットの『青ひげ』のハードカバーを見つけた。100円なら買いだ。その数日後、同じくカート・ヴォネガットの『デッドアイ・ディック』が同じワゴンに置いてあった。これまた100円。
そして今日、雨だから早く帰りたかったけど掘り出し物を逃しては悔しいと思ってのぞいてみたら、あった。『パームサンデー 自伝的コラージュ』。くどいけど100円。
この近所には、ヴォネガットを一冊ずつバラ売りにする奇特な人がいるんだろうか? それともお店が小出しにしてるとか?
まあとにかく、これが偶然でなかったとしたら、あと2冊は出てくるような気がする。これでまたしばらくは頼光じゃなく寄り道が続くことになりそう(つってもワゴンをながめるのなんて5分くらいなもんだけど)。
コメント
コメント一覧 (2)
特に『パームサンデー』がちょっとうらやましいです。
中に入ってるセリーヌ論を目当てに借りに行った記憶があります(と言ってもつい最近の話ですが)。