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今回は「Yet Another livedoor ディレクター Blog」みたいな感じで、ある特定の職種向けの内容になっています(そうでない人にとっては、あまり役に立たないかもしれません)。


ネットレイティングスの社長・萩原さんが主催する「SurveyML」というメーリングリストを、わりと熱心に読んでいます。ですが私が思っているほどには、周囲の評価が高くないようだったので、どこがよい点なのか書いてみることにしました。


結論。40代前後のマーケターたちに何がウケているかわかる


Web関連の仕事を専門にしている側からすると、ブログやSNSなどの界隈で話題になったことが、SurveyMLでは数ヶ月から半年遅れて話題になります(感覚として)。
誤解しないでいただきたいのですが、「情報が遅くてダメだ」と言っているわけではありません。そうではなくて、40代前後のマーケターたちが議論する価値ありと判断した出来事は何か、ということがわかるのがメリットだと思って読んでいます。例えばSurveyMLには、

- Second Lifeの議論がやけに熱い
- モバゲーというキーワードは出るが具体的な話にはならない
- TwitterやUstreamは話にも上らない

という特徴(というか雰囲気)があるのですが、そこから、40代前後のマーケターたちに何がウケているかわかって勉強になります。普段欠けている視点を補完する感じ。


もうひとつ言えるのは、広告メディアとしてのWebを考える場合に、新聞やテレビやラジオと比較した分析が豊富に議論されるのもよいところだと思います。
オールドメディアに関する視点は、Web関連の仕事を専門にしている側に欠けがちな部分だと思うので、とても参考になっています。


開始からまもなく10年が経とうとする超有名MLに私なんかが失礼ぶっこくような言い方で申し訳ありませんが、仕事で関連しそうな人は、とりあえず読んでおいたほうがいいと思います。

インターネットサーベイML参加・退会用フォーム
※社内向けのメールを間違って投稿してしまう人がまれにいますが、SurveyMLは参加人数が超多いのでご注意を!