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99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方』という本を読みました。飛行機がなぜ飛ぶのか、麻酔がなぜ効くか、実はいまだにわかってないといった話を例にとって、発想を柔軟にするトレーニングを目的にしたような本です。

ちなみに、これ系の話しが好きな方は、以下のリンクが参考になります。

科学ではまだ証明できないこと
覚えておきたい、ニセ科学リスト


そしたら私がちょうど本を読み終わったタイミングで、ものすごい仮説が話題になりました。これまでの常識からは考えられないような、ギョっとするような理論です。

時間が減速している:「宇宙膨張は加速」を疑う新説 | WIRED VISION

だが、ちょっと待ってほしい。

スペインにあるバスク大学とサラマンカ大学の科学者グループは、異なる考えを提示している。時間の経過のほうが減速しているのかもしれない、と彼らは主張しているのだ。


我々の現実は実は全て仮想現実、研究者が奇想天外な論文発表 - Technobahn

我々が現実として捕らえている現象の全ては実はコンピューター内に作られた仮想現実ではないか、とする究極の物理学理論をニュージーランドの研究者が5日、論文発表を行った。


それで、本を読んで直後だからってのもあるけど、「その可能性だって大アリだな!」と思った次第です。

この世界を認識して、私の目の前にこの現実を構築している意思そのものが、実は私の思い通りになっていないのだから、どの仮説がこの現実を支配したとしても、別になんだっていいよね。不思議なことなどなにもないのだよ、と、今そんな気分です。世界は変わるよ 君が想えば Such a mind circus going on.

▼関連図書


99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方


脳のなかの幽霊 (角川21世紀叢書)


文庫版 狂骨の夢 (講談社文庫)


世界でもっとも美しい10の科学実験