カテゴリ:
「livedoor ディレクター Blogの“中の人”」ということで、銀座のアップルストアで開催されたCSS Nite Vol.22に櫛井さんと一緒に出演してきました(櫛井さんのレポートはこちら)。

人前で話すのが得意じゃないのと、風邪でのどの調子が悪かったのと、なんでも将棋に例えようとしてしまう中2病のせいで、お集まりいただいたみなさまにはずいぶんお聞き苦しい思いをさせてしまいました。申し訳ないです。
ですが私としては、ふだん感じていることをストレートに話す機会をいただけて、とてもうれしかったです。カジュアルな場じゃないと話せないことがあるように、フォーマルな場じゃないと話せないことってありますからね。

こういった機会を用意してくださった関係者のみなさまと、お集まりいただいたみなさまに、あらためてお礼申し上げます。


ちなみに、イベントの最後にプレゼントコーナーがあって、ライブドアパブリッシングの『命の輝き』を提供させていただきました。その紹介で、

ケータイ小説を“文学”としてとらえると本質を見誤ります。ケータイ小説は“CGM”です。まだどの作品も読んだことがないという方は、ぜひ『命の輝き』を読んでみてください

ということを言いました(余談ですが、「ソーシャルメディアとしてのケータイ小説 - 佐々木俊尚 ジャーナリストの視点」という記事もセットで読むといいですよ)。

そしたらイベント終了後、マイコミの編集者さんと名刺交換する機会があり、聞けばなんと『モバゲータウンがすごい理由』のご担当とのこと。私が書いたこの記事のおかげで本が売れて助かったとお礼を言われましたが、助かったのはむしろこちらのほうで、すごく勉強になった本でした。

なんてことを言ってたら、最近は『ケータイ小説がウケる理由』という本をご担当されたということで手渡されたのですが、テーマが、『命の輝き』をプレゼントするときにしゃべった紹介とほとんど一緒(笑)。奇遇すぎる。そして同時に、この本をブログで絶対に紹介しなければいけないフラグが立ちました。

というわけで『ケータイ小説がウケる理由』は、ケータイ小説を“文学”の観点から論じてトンチンカンな批判をして悦に入っている人に配り歩きたくなる良書です。まじでおすすめ(昨日の今日ですが、最後まで読んだうえで推薦しています)。


ケータイ小説がウケる理由 [マイコミ新書] (マイコミ新書)


さて、余談のほうが長くなってしまったのでこれくらいに。
プレゼンの動画は、後日どこかにアップロードされるそうです。