上海旅行 2日目 - 朱家角、上海古籍書店、金茂大廈
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陸と川と橋が迷路のように入り組んだ水郷。これがあの「呉」であるかと感慨深い。
というわけで以下、その写真とちょっとしたコメントです。
朱家角の名物は豚の角煮とちまきだと聞いていたけれど、数十店舗ものお店が豚の角煮とちまきしか作っていない状態には驚いた。いや、確かにおいしんだけど、ここまで没個性だというのが不思議。見た目も味も値段も一緒で、工夫がまったくない。それってどういう気持ちだろうか。
こんな状態でひとつ一元で売られています。八角の香りが強くて日本で食べる豚の角煮より刺激的。
キャラメル味の中華風大判焼き、みたいな感じ。寒空のなか延々と散歩し続けて、二度も買い食いしました。
道ばたで野菜の天ぷら(?)みたいなおやつを売るおばあさん。これ、店舗でもなんでもなく本当にただの道ばたです。鍋ひとつを商売道具にこんな暮らしがあるのかと衝撃を受けて、というか萌えて、これも買い食い。
屋外の調理台で野菜を切るおばあさん。私の祖母もこんな感じでよく屋外で調理をしていました。朱家角の路地を散歩していて、こういう光景に何度も出会うことができました。来てよかった。
道に迷って行き止まりまで来てみたら、なんとそこは雀荘。40人以上がひしめきあう満卓状態のなか、扉から半身を乗り出して覗き込みしばし観戦。噂に聞く中国麻雀のルールとそのゲームを生で観戦できて感激。
昼飯は豚の角煮のラーメン。色は濃いけど味はあっさり。
こっちは野菜炒めのラーメン。でもまわりの中国人はみな上海焼きそばを注文している…。しまった上海まで来たのに上海やきそば食ってない! と思ったときには手遅れ。残念。
民家を利用した現代的センスのカフェ。
でも屋内はめちゃくちゃ寒い。屋外と同じ気温。コーヒーがみるみる冷めていく。
豚の角煮とちまきの次によく見かけたのがこの「臭豆腐」。これまじで臭くて何度もスルーしていたんだけど、あまりの臭さにしまいにはちょっと腹が立ってきて「食わずに帰れるか!」とさえ思うようになりました。
で、注文したのがこれ。揚げ終わったものはそれほど臭くなくて、写真だけ見るとすごくおいしそうなのに、やはりなんとも口にあわず完食できませんでした。おそるべし、臭豆腐。
これは朱家角からの帰り、上海体育館から南京東路まで移動する間のタクシーで撮影した弾さんの写真。というネタ。
上海市内の南京東路に戻って、書店が立ち並ぶ一角に。これはその「上海古籍書店」の中の様子。孔子の像がすごい存在感を放ってます。
中国語版『ホームレス中学生』。あるあるネタとして読まれていたりして。
中国語版『狂骨の夢』。どんな感じに翻訳されているのかすごく気になります。
そして上海で最後の夜は、EXPO2010が開催される浦西エリアへ。
左が金茂大廈(ジンマオタワー、420)。右が上海森ビル(492m)。六本木ヒルズや東京タワーは割と見慣れているほうですが、そんなのが比較にならないほどとんでもなく高いビルでした。
というか、このビル郡がある浦西エリアそのものがとんでもないところで、タガが外れたような躁状態に見えました。特にすごいのはこのバカげた名物タワー。なんだこのデザインは(笑)。
引きで見るとこんな感じ。
トランスフォーマーかと思いました。今にも変身するんじゃないかと。
これは、金茂大廈(ジンマオタワー)の展望台から、「グランドハイアット上海」の吹き抜けを眺めたところ。
日本とは比較にならないくらいの超々格差社会を凝縮したような上海という街にあって、下層の人間が上層の人間を見下すというこの皮肉。笑えないっす。
これはホテルに引き返す道すがらの写真。これがキューバなんかと同じ社会主義国家の風景だというんだから、やはりものすごく不思議な感じがする。
もう一度上海に来たいかと言われると微妙だけど、中国にはぜひまた来たいです。シルクロードには、ぜひ一度は行ってみたい。
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