「東京砂漠」から「思い出横丁まで」

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Photo by 941 西新宿の思い出横丁がだいぶいい！

1980年に生まれた岩手県出身の私にとって新宿とは、「警察密着24時」や「実話ナックルズ」で学んだ暴力と欲望の街であり、ドラマ「もう誰も愛さない」のラストシーンで有名な都庁を代表とする冷徹な高層ビル群こと東京砂漠である。

上京してからもしばらくは渋谷を中心とした生活圏だったので、そのイメージはあまり変わることがなかったんだけれど、この2年ほどの間に自宅の引越しと会社の引越があって、いまでは完全に新宿を中心とした生活圏に変わった。

そうなってみてやっと、暴力と欲望と東京砂漠だけではない庶民的な新宿の姿がわかってきて、いまでは本当に気に入っている。

上の写真は新宿西口にある思い出横丁で飲んでるときの写真（どのお店に入ってもたぶんこんな感じ）。上京してからいままで渋谷・六本木・赤坂・新宿とオフィスが移り変わってきたけど、いまが一番しっくりきている。
新宿から一駅のところに住んでると言うと、24時間ずっとパトカーのサイレンがなっている物騒な場所か、サラリーマーンが屋上でバスケットの興じる東京砂漠を思い浮かべる地元の家族・親戚・友人がいるけれど、そんなことはまったくないのでご安心ください。