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※東日本大震災の被災者に、救援物資を届けたいと思っている人のための情報です。

現時点では、個人が運送会社などを利用して被災地に救援物資を届けるのは(ほぼ)不可能であり、かえって迷惑だそうです。
また、救援物資より義援金のほうが融通が効いてよい、という議論もあるようですが、お金があっても物が手に入らないのが現状なので、急を要する現時点では、救援物資の送付は有効な手段です。

救援物資は、各自治体で受け付けていますので、「自治体を通じて救援物資を送る(3月17日改訂版)」などの記事を参考にしながら、各自最適なところを探してみてください。

この記事では、岩手県沿岸被災地区(大槌町・釜石市・大船渡市・陸前高田市)の最前線基地になっている遠野市役所を通じて、被災者の方々に救援物資を届ける方法をご案内します。


1. 救援物資を用意して、リストを作る


遠野市役所で求めている物資は以下の通りです。
このリストのなかで用意が可能なものをまとめてリストを作りましょう。

・オムツ
・ミルク(未開封)
・哺乳瓶(新品)
・電池式ラジオ
・電池
・ワンセグテレビ
・反射式のストーブ
・長靴
・歯ブラシ
・髭剃り
・サランラップ
・ガムテープ
・頭痛薬
・胃腸薬
・体温計


2. 輸送を担当する救援物資を遠風会に連絡する


発送する物資のリストを、遠風会という組織に連絡します。

今回の救援物資は、遠風会が輸送を行い、遠野市役所に渡します。連絡なしで発送をすると混乱が生じますので、確認作業を簡易化するためにも、発送者の名前と救援物資の数量のリストを、必ず以下のメールに送ってください。不明な点は、電話でも受け付けているそうです。

e-mail:enpuukai@gmail.com (遠風会 被災者支援チーム)
電話:0198-67-2885(遠風会事務局:柏木平レイクリゾート)


3. 発送する


発送先は、2のメール(あるいは電話)で指示がありますので、それに従ってください。
救援物資を運ぶトラックの第1便は今週末出発だそうですが、集まり次第何度も往復もするそうですので、いつ送っても大丈夫とのことです。


この情報のソースに関して


みなさんのお金やモノや時間に関わる重要な話題ですので、この情報のソースも書いておかないといけませんね。

このプロジェクトには、、小学校から高校までずっと一緒だった私の同級生(株式会社ぴーぷる遠野事業所の小松正真)が関わっています。小松正真を信頼しているという人、そして私を信頼しているという人は、(もし余裕があれば)ご協力をお願いします。

現地は混乱を極めており、地方自治体が主導になってさまざまな情報をとりまとめるられるようになるのはかなり時間がかかりそうです。そのため、このような小規模なボランティアのプロジェクトが動いています。被災者のために具体的にいますぐ行動したいという方は、ぜひご利用ください。


追記


現地の友人から、救援物資を届ける様子の写真が送られてきました。こんな感じで届けられると思うとイメージ湧きますね。

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