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4日目は、自分の強いリクエストでアユタヤへ。


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ホアランポーン駅の様子。
昔、小学生の頃に両親に連れられて岩手から東京駅に来たとき、地べたにレジャーシートを敷いて親戚のお迎えを待ったことを思い出した、そんな駅。

しかし残念ながらタッチの差で電車を逃し、次は1時間20分後発とのこと。であればということで、タクシーで北バスターミナルに移動して、バスでアユタヤへ向かった。


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バスのチケット。
なんか、こういう旅の紙類を捨てられない性分で、帰ってから必ずスクラップ帳に貼付けてます。


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アユタヤで最初に訪れた、ワット・ヤイ・チャン・モンコン。
タイでのドラえもんとキティちゃんとヤクルトの人気は絶大。


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ベタな記念写真も。


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登って眺めるとこんな感じ。
ラピュタは本当に(rya という気分。


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ワット・ヤイ・チャン・モンコンの入り口にある露天のお店で食べたライス・ヌードル。同様のものは他でも食べたけど、ここのがなぜか一番うまかった。

お店は、醤油と酢の匂いに、腐りかけのスイカの皮のような匂いとかすかな大便の臭いが混じっていて、風が草と土の臭いにも運んできた。あまにも昔の実家にそっくりで、胸キュンした。


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そして像に乗る夫婦。今回もっとも新婚旅行らしい写真。
ちなみに自分たちが乗った象は、なぜだか荒ぶっていて、ゴーゴーブルルブルルと吠えていた。写真のなかの自分は、それをドードーとなだめているところ。


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ワット・マハータトにある、菩提樹にうまった有名な仏頭の写真。
ザッツ・世界遺産。


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突然だけど、タイの一般的なトイレ。紙なし。そして、水洗とはいえ、自力で流す方式。事前にガイドブックを読んでなかったらパニックになったわ。


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ウィハーン・プラ・モンコン・ボピット。
復元される前の様子、アユタヤが破壊されて放置されていたときの写真は以下。


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たまらん…。
できることなら、この破壊されて放置された状態のものも見たかった。


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最後は、アユタヤ駅で待ちながらシンハービール。
この旅の最中に一体何本飲んだのかわからない。


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肴は屋台の焼鳥。
手間から手羽、ハツ、鶏もつ。ぱっと見の印象から受ける衛生状態の危うさを気にしなければ、ものすごくうまい。


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8×8のマスを使った、1マスずつ斜めにしか移動できないはさみ将棋のようなもの。自陣の駒が相手の陣内の最奥に行くと、角のような動きをする。駒は瓶の蓋というのが萌えポイント。
見ているうちにルールを覚えたから、時間があったら混じりたかった。


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そうするうちに電車がきた。


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野焼きの匂いがする田んぼのなかを走る列車のなかで夕暮れる俺。
そのあまりの懐かしさにノスタル死しかけた瞬間。


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夜は、友達のおすすめで、タイの若者が集るディスコというふれこみのハリウッド・アワーズへ。でも残念ながら、ここが栄えていたのは友達がタイに旅行した10年くらい前らしい。今では、金曜日の夜だといのに開店2時間経ってもフロアの2割もうまらない閑散ぶり。


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ステージでは、生演奏をバックにいろんなグループが入れ替わり立ち代わり歌のパフォーマンスをするけれど、あまり盛り上がらない。というか、盛り上がるだけの人がいない。

となりの席には、おそらくタイの田舎から出てきたであろう親子が座っていた。父が息子にビールを無言ですすめ、会話ひとつせず体ひとつゆすらず、父が息子に社会勉強をさせている様子。その光景を表現するに、「萌え」以外の言葉が思い浮かばない我ら夫婦でした。


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この後、三度カオサン通りに移動して、クラブとロック名曲弾き語りバーをはしごして、最後は屋台でトムヤムクンを注文した。向かいのバーでは、また別の歌手がWonderwallとDon't Look Back In Angerのメドレーでその日のライブを締めくくっていた。なんちゅうオッサンホイホイだろうかここは。

(つづく)