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夏休みの読書の宿題第七弾。そしてこれで最後。

酒見賢一が、周の文王・武王に使えた周公旦を描いた歴史小説『周公旦』。

周公旦 (文春文庫)周公旦 (文春文庫)
著者:酒見 賢一
販売元:文藝春秋
(2003-04)
販売元:Amazon.co.jp
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根本的なアイデアは、サイキック孔子伝『陋巷に在り』で描かれた、「礼」を呪術であり社会システムであるとする考え方。全13巻の『陋巷に在り』の刊行年が1992年から2002年で、『周公旦』の刊行年が1999年なので、スピンオフみたいな立ち位置だと思ってよさそう。

しかしファンとして、『陋巷に在り』の続きを、いつかなんらかのかたちで読みたいなあと思うわけで、今回またその想いをあらたにしました。