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ゼロ年代の日本SFのベスト作品に挙げられる、伊藤計劃の『虐殺機関』を読みました。

虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)
著者:伊藤 計劃
販売元:早川書房
(2010-02-10)
販売元:Amazon.co.jp

この禍々しいタイトルと、SFというジャンルからは想像もしていなかったけれど、文学青年がその趣味を爆発させたような「言葉」をめぐる自己言及的な内容がすごく好みでした。インターネットの話がちょくちょく出てくるのも気になっていましたが、作家デビューする前は制作会社でウェブ・ディレクターをしてたんですね。なるほど。

次は『ハーモニー』読みます。