第一回 東京国際"裏"ブックフェアに行ってきました
- カテゴリ:
- 行った
東京国際ブックフェアの開催期間中に、「第一回 東京国際"裏"ブックフェア」というおもしろい試みがありました。
・プログラム
第一部:出版界はほんとはいまどうなってるのか
第二部:その本はどうやって見つけられるのか――ディスカバラビリティの現在
第三部:いま、オルタナティブ出版が面白い
注目すべきポイントはそれぞれにあったかと思いますが、個人的には、第三部「いま、オルタナティブ出版が面白い」に登場する設楽陸さん。そう、あの『架空の歴史ノート』の設楽さんがゲストとして東京にやってくるという貴重なイベントだったんです!
架空の歴史ノート-1 帝国史 分裂大戦編 [Kindle版]
著者:設楽陸
出版:レベルアップ出版
(2013-05-07)
架空の歴史ノート1-2 敗者と勝者 帝国軍事裁判編 [Kindle版]
著者:設楽陸
出版:レベルアップ出版
(2013-06-11)
架空の歴史ノート2 新世界の混迷編 [Kindle版]
著者:設楽陸
出版:レベルアップ出版
(2013-06-13)
この本がKDPで出版されてから初めてのレビューは、「つんどく速報」の3月15日の記事。
・中二病テイストの歴史スペクタクル本『架空の歴史ノート1 帝国史 分裂大戦編』
その後一度、出版停止となり、その間に醸成された飢餓感からか、再び出版されたあとに大ヒット。読めばわかるホンモノの才能に驚いた人が好意的なレビューを寄せ、さらに評判が広まっていきました。そしてついにイベントに登場と相成ったわけですね。
セルフパブリッシング、ダイレクト出版、オルタナティブ出版、どう呼んでも構いませんが、2013年に本当におもしろいことが起こってるんだぞというメルクマールとして、藤井太洋さんと設楽陸さんが同時に登壇したこのイベントは非常に貴重でした。キャラとしても本当に対照的ですしね。
イベントや二次会では、「今はまだ発表できないんだけど、今度こういうことやるからよろしくね」的な話が飛び交い、2013年後半もますます目が離せない展開になりそうだなとワクワクしました。開催が待たれる第二回では、海外でもヒットする作品が出て来ていたり、あるいは海外からのゲストであったり、国際感ある展開も期待できそうです!
まだまだ売れてます
セルフパブリッシング狂実録 - 誰でも作家時代の作家論 [Kindle版]
著者:佐々木 大輔
出版:焚書刊行会
(2013-05-10)
コメント