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ざっくり言うと……

・アトラクションのようなもの。並び甲斐のある美味しさ&楽しさ!
・メニューは一種類だから何も言わなくても出てくる。選択肢はビールか焼酎かだけ。ご飯やキムチを食べたければ各自持参。となりの商店で売ってる。
・一回シャワー浴びたくらいじゃ煙の臭いが取れない


こんな感じ。
以下、詳細。

韓国出張中の日曜日。目が覚めると午前11時。だいぶ疲れているんだけど、腹も減っているし外にも出かけたいというそんな状態。行くなら今しかないと思い立って出かけたのが、新村にあるドラム缶焼肉の人気店・ヨンナム食堂。

参考にしたのはこの記事です。
そして、念願のドラム缶焼き肉を食べにGO! - I LOVE 麻布十番

ドラム缶焼肉ってなんぞ?

   *

記事によれば、開店10分前に行ってもラストの一席だったということなので、われわれ一行はだいぶ出遅れた感じですがとにかくタクシーで急行。途中、シンチョン違いで新村ではなく新川に送り届けられてしまうトラブルがありながら1時半にお店に到着しました。



そっけない店構えがいいね。
そしてお店の入口を見ると……。



めっちゃ並んでる。
みんなが着ているダウンを見てください。外の気温は1度とか2度です。すぐ食い終わるラーメンならまだしも、焼肉を食うためにこれだけ並んでいるんだからすごい。ちなみに、中に入っても立ち食いなのでずっと立ちっぱなしです。



折れ掛けた心を奮い立たせ、窓の外からみんなの食事風景を見ながらお店の流儀を学び、待つこと45分。やっと中に入れた! と思ったら超窓際の席。中に入っても寒い。
窓を閉めればいいのにとも思ったけど、煙がすごくてとてもそんな状態ではないという。



ネギを盛ったタレは各自一皿ずつ。ニンニク入りのタレはみんなで一皿を火にかけて置いておきます。つけあわせのトウガラシとコチュジャンは各自適当に。



寒くてビールなんて飲んでられなかったので、お肉のお供は焼酎。
トウガラシをかじりながら、ショットグラスでチャミスルを煽ってお肉の到着を待ちます。

なお、写真の上に方に映っているのは、ビニール袋に入れた上着。それをやったところで全身が煙まみれになりますが、やらないよりはましでした。



待つこと数分。キター!
カルビが乗った皿を持ったおじさんがやってきて、ドラム缶の上にどかどかとおいていきます。



もうされるがまま。ジェットコースターに乗るようなもんで、なにかのアトラクションみたいです。お店に入ってからいままで発した言葉は「チャミスル ジュセヨ(焼酎ください)」くらいなもんで、あとはひたすら食べて飲んでを繰り返すだけ。

一人前を平らげてまだまだ空腹だったわれわれはもう一人前を追加注文し、さらに、となりのお店にパックのご飯とキムチを買いに行ってオンザライス。これが最高にうまかった!



寒さで震えていた体は、トウガラシとチャミスルと肉とご飯ですっかり温まって上気し、全身の毛穴から牛の脂の匂いが立ち上っていました。これ、季節が冬じゃなく夏だったらどんな醜態をさらすことになっちゃうんだろうなと思いながら、タクシーでホテルに戻ってシャワーを浴びて昼寝をしました。起きてもまだ髪の毛がくさかったです。けどまた行きたい。おしまい。

お店の情報


ソソモンヌンカルビチッ・ヨンナムシクタン
http://www.seoulnavi.com/food/654/