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「韓ミュ観に行かないの? ウィキッドやってるよ。せっかくだから行ってみなよ〜」

韓国滞在中、オフの予定は何にも決めていなかったのですが、奥さんにそう言われて急にファイトが湧いてきました。チケットは「Visit Seoul」というサイトから日本語で申し込めるし、言葉がわからなくたって音楽を楽しめばいいんだしね。行くぞー!



楽しみ方


チケットは前述の「Visit Seoul」で。
最初に会員登録(無料)が必要ですが、あとは何も難しいことはありません。

今回訪れたのは「Charlotte Theater」。蚕室駅の近くです。
自分は、宿泊していたヨクサム駅のあたりからタクシーを捕まえたのですが、「Charlotte Theater」の知名度がそれほどでもないからなのか自分の発音が悪いからなのかその両方なのか、とにかくうまく伝わらずに手こずりました。ホテルのフロントの人に言ってもすぐには通じない。「Lotte WORLD」の近くだということを伝えたら「ああ、あれか」という感じでわかってもらえたので、次回があれば最初からそう伝えようと思います。



「Charlotte Theater」です。なかには劇場しかないので、小ぶりで上品な外観。



中に入ると、左手すぐにチケット交換所があります。ネットで申込んだ際にメールで送られてきた予約番号をiPhoneを提示し、チケットをもらいます。
今回取ったのはR席で11万ウォン。日本円で11,000円ほど。言葉がわからない分、音楽や衣装や舞台美術を楽しもうと思って費用を惜しまず購入しました。

チケットのランクはA席<S席<R席<VIP席の順。一番安いA席は6万ウォンですが、Visit Seoulで手配するとこれに手数料が加わります(たしか、1枚あたり2万ウォンかな)。慣れてくれば、安く購入したり当日券を手に入れたりといった方法がよいと思います。



そして本日(1月26日)のキャスト表をチェック。

エルファバ … オクジュヒョン
グリンダ … キムボギョン
フィエロ … イジフン



2階にあがりながら、1階のロビーを撮ったところ。



エスカレーターをあがった2階部分が、舞台でいう1階席部分(VIP席やR席はこのフロア)。
えんじ色の絨毯や壁紙が雰囲気いいですね。
ここでコーヒーなぞを飲みながら気持ちを落ち着け、物語のあらすじをおさらいしておきます。

劇団四季のウィキッドのストーリーと結末を教えてください。できるだけ詳しくお願いします。 - Yahoo!知恵袋
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1358153513

実際にやってみてわかりましたが、事前にこれくらいのあらすじを頭に入れておけば十分。大丈夫。あとは曲調と演技で大体のことはわかります。逆に、これ以上の詳しいことを知ろうと思っても、登場人物が頭に入ってないとなんのことかわかりません。

大事なのは、一幕と二幕の幕間。ここで、ウィキペディアの詳細な(本当に詳細な)あらすじを読みます。

ウィキッド - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%89

途中、どういうことかわからなかった場面も、ほぼ完全に理解できます。そしてその勢いで、二幕のあらすじも精読します。そうすると、二幕はほぼ完全に物語が理解できます。あとは歌と音楽に没頭するだけ! それで100%楽しめます。

言葉がわからないしどうしよう……とか思わずに、今度も機会があったらどんどん観に行こうと思います。

ここからがミュージカルの感想


・オクジュヒョン(エルファバの人)すごい……。圧倒された。感激で震えた。
・テーマや題材の切り取り方がいい。アメリカから新しいスタンダードを作ろうという野心を感じるし、それがほとんど実現している。
・でもケチをつけるなら、必殺のナンバーが1〜2曲しかなかったような。あと1曲、あるいは各登場人物にひとつずつ忘れられないような曲があったら完璧だった。

会場に着いてから、同行した同僚に「記念写真とりましょうか?」と言われたのを「おれ、そういうのはいいから」と断ったんですが、観終わってからはすっかり興奮して自画撮りしました。CDもパンフもばっちりお買い上げ。



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いや〜おもしろかったわ〜。