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子どもの話が出たので次の本はこれ。

予防接種について理解しようと思って読んだ本で、たしか山本一郎さんが薦めてたのを見たのがきっかけだったと思う。

2014-11-19-08-02-04

この季節になると毎年、インフルエンザワクチンを打つか打たないかという問題をめぐって盛り上がるけれど(そしてなかには陰謀論めいた話もあってネットでは格好の燃料になるけれど)、そういうのに振り回されないためにも、一度ちゃんした本を読んでみてよかった。否定派の根拠になっている前橋レポートの統計手法の欠陥や、少なくとも集団接種は効くとされている根拠を理解できる。

それに、インフルエンザ以外にも、生後間もない子どもが受けるべきとされるワクチンの意味や危険性についても概要が把握できて、いいタイミングで読めたのもよかった。我々の親の世代には義務付けられてなかったような予防接種もたくさんあり、そういうのは自分の責任で調べるしかないからね。

まだ小さいお子さんがいる方にはぜひ薦めたい。