カテゴリ

カテゴリ:音楽活動

3月の活動報告(弾き語りと録音と)

カテゴリ:
音楽活動を再開しまして…こんな感じのをやってます、というアルバムまとめ
2月の活動報告(KORGのSV-1を買った)

ちょっと気が早いですが、上の紹介したリンクに続けて3月の活動報告を。

今月やったのは、弾き語りと録音。
振り返ると、ただそれだけ。

先月末にSV-1というKORGのキーボードを買ったことで、生活が一変しました。ギターはあんまり得意じゃないんで、部屋に置いてあってもあまり手に取らなかったんだけど、鍵盤だったら好きな歌に伴奏をつけるくらいはできるので、それが楽しくて夢中になりました。

最初のうちこそ、楽譜やコードネームを見ても指が(頭が)まったく働かなかったんだけど、勘を取り戻してからはあの歌もこの歌もって感じで次々を弾き語りをして、音の構造の美しさをひとつひとつ確かめて喜びに浸ってました。

554908_10150509625968239_584743238_7767541_693524748_n

上の写真は、無印で売っているスクラップブックに自作曲や好きな曲の歌詞やコードを貼り付けたオリジナルのソングブック。

はっぴいえんどや、細野さんや、ユーミンや、キリンジや、12年前は楽譜が簡単に手に入らなかった音楽も検索すればすぐ見つかるのがうれしいねえ。NAVERまとめで「女王ユーミンの超絶コード進行まとめ」をやってみたのも、そういうタイミングだったから。





その他、ここ10年聴き続けたバッハの楽譜も取り寄せてやってみました。にわかの極み。バッハの「ゴールトベルク変奏曲」。(しかし楽譜って高い…。技術書と一緒で、3,000円からってのが普通なんですよね)。


J.S.バッハゴールトベルク変奏曲  全音ピアノライブラリーJ.S.バッハゴールトベルク変奏曲 全音ピアノライブラリー
著者:J.S.バッハ
販売元:全音楽譜出版社
(1998-12-10)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る


のんびり取り組んで、1年後くらいにアリアと一番のふたつくらいをさらえるようになりたいなと、それくらいの志です。

---

あとは自作曲ですが、作詞は先月に終えてしまったので、今月の作業はボーカルのレコーディングと、最後のミックスダウン。普段から耳にしているプロとの違いを一番感じるのはここ。デビューアルバム『ひこうき雲』の時に、「曲は作りたいけど、歌は歌いたくない」と言ったユーミンの気持ちがすごくよくわかる。

それでも、相棒がすごく頑張ってくれたおかげで作業自体は、着実に捗ってます。たぶん、4月頭には最初の一曲をネットにあげられそうです。

---

ちなみに、今月のベストナンバーは、リリース当時、坂本龍一も絶賛したという、荒井由実のデビュー作『ひこうき雲』収録の「ベルベット・イースター」。弾くのも簡単で、歌って驚きがあり、おすすめです。

カテゴリ:
長い独り言です。

---

女王ユーミンの超絶コード進行をどんどん晒そう!」というスレッドを読みながら、これまで知らなかったユーミンの曲をYouTubeで聴き、気に入ったものをNAVERまとめにあげていくという一人遊びをしていたんだけど、だんだん不愉快になって途中で投げ出してしまった(まとめの残骸はこちら)。

不愉快の原因になるのは、だいたい以下のような投稿。

・ジャズとか聞いてる人ならこの程度のものじゃまずビックリしない
・キリンジのコード進行はユーミンを超えますか?

メロディとコードの関係性の中に超絶的な作品があるのであって、超絶コード進行なんてものが単体で存在するわけじゃないんですよね。それがわからないと、ユーミンを過小評価してしまう。

・作曲じゃなくてアレンジャー(松任谷正隆)がすごいだけでしょ
・冨田恵一がアレンジした「楓」(スピッツのカバー)がすごくよかったから、プロデューサー変えるべき

これもすごい誤解。作曲家はメロディを書く人、編曲家はコードをつける人、ではないんですよね。鼻歌だけでは作曲したことにならなくて、メロディとコード(とベースなど)の関係性が生み出す全体の響きをデザインしてこそ作曲家なわけで、これもユーミンを過小評価していると受け取れるわけです。

そうか、ユーミンが過小評価されると自分は不愉快になるのか! というようなことを発見したのが昨日。

---

ちなみに、「音楽の正体」という番組で、赤いスイートピー(歌・松田聖子 / 曲・ユーミンの大ヒット曲)が取り上げられている回があるけれど、これもまた、コード進行偏重の音楽観を与えてしまう内容で、作曲という行為を誤解させてしまうような内容です。



---

閑話休題。

そんで今日、興味を持ちつつも未読だった『甦れ、ユーミン!―「シャングリラ」の悲劇とポップスの死』を手に取って、ユーミンのすごさを再確認しようと一気読みしました。


甦れ、ユーミン!―「シャングリラ」の悲劇とポップスの死 (Love & Peace)甦れ、ユーミン!―「シャングリラ」の悲劇とポップスの死 (Love & Peace)
著者:山下 邦彦
販売元:太田出版
(2003-10)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る


著者の山下邦彦はこの他にも、坂本龍一やMr.Childrenやビートルズを題材にした分析本を多数出していて、自分はそれらの本に大きな影響を受けて作曲をはじめたので、初めての本なのにものすごく懐かしかった。『楕円とガイコツ』以来なので12年ぶりだけど(といってもこの本自体は2003年に出たものです)、あらためて音楽のおもしろさに取り憑かれそうな、そういう興奮を味わえる本でした。

ただし、著者のアーティストへの思い入れの強さに端を発するレトリックの多用により、本自体は非常に読みづらいです。なんの苦行かと思った。

おもしろかったのは、冨田恵一プロデュースの「楓」を、ユーミンが「饒舌」と一言で評していたところ。ちょっと痛快なエピソードだw

−−−

この本の冒頭に、渋谷陽一とユーミンの対談が載っているんだけど、その会話の間にある齟齬が非常に象徴的。

渋谷陽一「たとえば、松任谷由実を受け入れない時代が来る、それは必ず来るでしょうねえ。そういう、時代が変わるということが怖い、という発言が以前ありましたけど。」

ユーミン「私に合わない時代になってしまう、ということは、このポップスとか音楽自体が、全部ダメになることだっていうふうに。」

渋谷「すごい自信ですね。」

ユーミン「いやいや、すごい自信ってことより、そうですよ。そのぐらい変わっちゃうんですよ。もし変わるとしたら。それこそ、軍国主義にいきなりガラっとね、今でもちょっと若干なりつつある部分もあるかもしれないけれど。」

渋谷「でも、だけど、たとえば、松任谷由実はもうアウトであると、もう時代遅れである、と。もっとナウなものがいっぱいある、みたいなそういう変わり方だってある。」

ユーミン「それはない。」

1987年 NHK FMにて

渋谷陽一が捉えているのは、音楽家としてのユーミンではなく、ポップアイコンとしてのユーミン。それに対してユーミンは、音楽家としての強烈な自負で答えている。自分が受け入れられない時代というのは、これまで続いてきた音楽の歴史そのものが受け入れられない時代だ、と。

この発言から今年で25年。今どう思っているか、ぜひ聞いてみたいなあ。時代は、変わってしまったようにも思えるし、逆に、これからおもしろくなるようにも思えるし、どっちだと捉えるんだろう。

---

そうだ、久しぶりに、この本を読み返してみよう。

ルージュの伝言 (1983年)ルージュの伝言 (1983年)
著者:松任谷 由実
販売元:角川書店
(1983-01)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る

2月の活動報告(KORGのSV-1を買った)

カテゴリ:
前回、「音楽活動を再開しまして…こんな感じのをやってます、というアルバムまとめ」という活動報告をしたのでその続きです。

自分がどれくらい本気かというがわからなかったので、ひとつずつ確かめながら準備していった結果、およそ1ヶ月半をかけて部屋がこんな具合になっていきました。


1月9日


guiter

音もそんな大きくないし、場所も取らないからということでギターとウクレレを用意。


2月4日


マイク

マイク。買う順番をちょっと間違えた気がするけど、いきなり本気度を感じるマイク。


2月12日


楽譜

Macは、メモリを8GBに増設してHDDも1Tに換装。
DAWソフトはまずGarageBandを入れてみて、次にLogic9を入れてみた。
上の写真はLogicから楽譜をプリントアウトしたところ。


2月26日


tascam

そしてオーディオI/O。これでやっとマイクとPCを繋げられる。
MIDIインターフェースも兼ねているので、キーボードの到着が待たれる。


2月29日


sv1

そしてKORGのSV-1。一番大きな買い物! 予算もじっくり検討して買いました(参照)。
ここまでそろえばもう本気も本気。一時の思いつきじゃなく、じっくりちゃんとやっていきます。

---

しかしこのSV-1、ものすごく気に入った。

このキーボードは、ピアノやエレピやオルガンの名機を再現した音を出してくれるやつなんですが、ぱっと音を出した瞬間に「Chick Coreaだ!」「Harbie Hancockだ!」「Jimmy Smithだ!」「EL&Pだ!」「THE BANDだ!」とすぐわかるようなお馴染みの音が出る。なんというおっさんホイホイ。

しかも見た目も最高。頬ずりしたくなるようなRhodes Piano風のルックス(でもその丸みが本当に持ちづらくて、設置する前にいきなり床に叩き落としそうになったw)

ソフトシンセでは代わりの効かない、この圧倒的な物質感。モノに対してこれだけ愛着を持てたのは、2003年にはじめてMacBookを買って以来。こんなにテンションあがるとは自分でも思ってなかった。

以上レポっす。

有料サービスの支出の見直しをして、楽器の購入資金に当てた話

カテゴリ:
11万円くらいする楽器が急に欲しくなりました。
こんなやつ。ヴィンテージピアノ(を再現するエレピ、というかシンセみたいなの)。


KORG コルグ 73鍵 ステージ・ビンテージ・ピアノ SV1-73KORG コルグ 73鍵 ステージ・ビンテージ・ピアノ SV1-73
販売元:KORG



これにもし実用性があって、導入による仕事の効率アップが計算できるのであれば迷わず購入を進めるところですが、どこをどう考えても完全なる趣味。購入を急ぐべき具体的な理由を用意できません。

それならということで、今の自分の支出を見直すことで楽器代を捻出できないかと取り組んでみたのが以下のリスト。やってみたら出るわ出るわ贅肉的コスト!

これらの解約を実行してみて1ヶ月が経ち、なんら不便がなかったので、もしかしたら、みなさまのなんらかの参考になるかと思って公開します。


ネットの有料サービスの見直し


職業柄、リサーチの意味もあってネットの有料サービスにはためらわず登録をします。ダメだったらすぐに利用停止しますが、悪くなかったものについてはそのまま継続利用しているものが多いので、今回はそこにメスを入れることにしました。

・Google Storage
Gmailの保存容量拡大のために20GBを年間5ドルで契約していたのですが、よく考えたら重要なメールってそんなにないな…ってことでスター付きのメール以外を一括削除。一気に容量を減らして、通常プランに戻しました。

Evernote
ヘビーユーザーなのでなんの疑問も持たずにプレミアム会員になっていましたが、月毎のアップロード容量の上限(1GB)を超えたのは入会してから一度だけだということに気付いてダウングレード。年額4,000円の節約に。

モバオク
ガラケーのキャリア課金を使うサービスは、ついつい払い続けてしまいがちなうっかりポイント。以前にも整理しましたが、今回の見直し対象はモバオク。この数年間で一度も落札してないので停止。年額3,780円の節約に。

Yahoo!プレミアム
ヤフオクに出品したり、高額商品に入札したりするために必要な「Yahoo!プレミアム」。当然必要だろうと思ってきましたが、この1年間を振り返って利用履歴はゼロ。3年間を振り返ってみても、出品もしてないし5000円以上の落札もなかったので停止。年額4,152円の節約に。

mindmeister
私の愛するマインドマップツール。無料版で作成できるマインドマップの上限は6個。でも実際に作るマインドマップはそれよりはるかに多いので当然のように有料版を使っていましたが、利用状況を冷静に振り返ると、ちょくちょく編集するマインドマップは6個以下でした。なので、過去のマインドマップはすべてPDFでダウンロードすれば無料版にダウングレードしてもOK。というわけで年額およそ4,500円の節約に。

ニコニコ動画
ニコ生のタイムシフトのためにプレミアム会員になってみたものの、タイムシフトを利用したのは昨年を振り返って一度だけ。だったら、次に本当に見たいものがあったときに再度アップグレードしてもいいはずなので、まずはダウングレード。年額6,300円の節約に。

Dropbox
それしか選択肢がなかった時代と違って、iCloudや無料で30GBのNドライブやがあるじゃないか、ということで乗り換え。年額およそ7,500円の節約に。

FC2動画
楽器を買って練習するなら、こんなの見てる場合じゃないぞ! ってことで年額12,240円の節約(でかい!)。

・その他
保持しているドメインにも不要なものがあれば見直そうと思っていたのですが、全部使っているものばかりでした。また、BookScanはサービス内容に非常に満足しており、スキャンしたい本がまだまだあるので継続することにしました。

以上の合計で「年額およそ42,847円」の節約。
目標の11万円に対して39%まで到達しました!


雑誌の定期購読の解約


雑誌の定期購読って、大人になって初めてやってみたんですが、本当にいいもんです。安いし、楽だし、買い忘れることはないし、そのブランドに対して忠誠心を示せるというのも、なんかちょっとうれしかったり。でも今回、そこにもメスを入れます。

ムー 2012年 02月号 [雑誌] NATIONAL GEOGRAPHIC (ナショナル ジオグラフィック) 日本版 2012年 01月号 [雑誌] Web Designing (ウェブデザイニング) 2012年 01月号 [雑誌]

『ムー』は涙を飲んで割愛! 本当に何の役にも立たない純粋な娯楽として心のオアシスでしたが、一度解約をします。

『ナショナルジオグラフィック』は、実家で父が購読しているので、帰省したときに読むことにします。

『Web Designing』はiPadのNewsStandの機能で試しに半年間の定期購読をしてみましたが、あまり(というかやっぱり)熱心に読まなかったので解約。購読は、デフォルトで自動継続がオンになっているので、設定画面からオフにしましょう。

以上の合計で「年額29,460円」の節約。結構でかい。
目標の11万円に対して、66%まで到達。あともうちょっと!


携帯電話のプランの見直し


仕事の都合上、ソフトバンクでiPhoneを、auでガラケーを、あわせて2回線を利用しています。その2回線を維持しつつ、利用状況にあわせたスリム化を行います。

・ソフトバンク
2年前に契約し、現在のメインであることから、今見直しても最適なプランだったのでそのままに。

・au 指定通話定額
同じauの電話番号を3つまで選んで、そこへの通話が無料になるという月額372年のオプションサービスなのですが、指定していた奥さんの携帯がソフトバンクに変わったので無意味になっていました。解約して年額4,464円の節約。

・au 迷惑電話撃退
もしかしたらすごく役に立っていたという可能性もあるけど、まあ、なんかよくわかんない。といことで解約してみたら、1ヶ月経っても迷惑電話ゼロ! このサービスにお金を払い続けた10年はなんだったんだ。ということで年額1,200円の節約。

・au 安心ケータイサポート
この「安心ケータイサポートを解約したい。」というページを見て、自分には不要だと思ったので解約。新機種買った時は、ついつい不安でOKしちゃうんだろうね、こういうの。年額3,600円の節約。

・au ISフラットからダブル定額スーパーライトへ
auの回線は、今はガラケー専用にしているけれど、去年一時的にAndroid端末のテストにも使用していました。そのときに最上位の「ISフラット」にしたんですが、いまではたまにガラケーサイトをチェックする程度。それなら「ダブル定額スーパーライト」で十分。しまった…もっと早く気付けばよかった。ということでこれもプラン変更して、年額およそ57,720円の節約に。これを見逃してたのが一番バカだったですね。

以上の合計で「年額70,764円」の節約。でかい! これが本丸だったか。
目標の11万円に対して、なんと130%の達成。

うれしいというより、いままでの支出の管理がだいぶゆるかったなと反省。


その他


せっかくなので、その他の細かいこともやってみました。

・NHKの料金
受信料の一覧を見ると、2か月ごとの支払からより年払いのほうが安いので変更することに。意外だったけど、受信料の窓口というページからWeb上で簡単に変更できます。これで年額1,960円の節約。

結果をまとめるとこんな感じに。



ほとんど無理をせずに、結構なインパクトが出せた。
もっと早くやれればよかったんだけど、まあ、一年の最初の月にやれたんでよしとしよう。

---

節約って、すぐ結果が出るのが楽しくて、手段のはずが目的化しちゃいやすいよね。途中、楽器の購入という当初の目的を見失った(笑)。

カテゴリ:
Sound & Recording Magazine (サウンド アンド レコーディング マガジン) 2012年 01月号 [雑誌]Sound & Recording Magazine (サウンド アンド レコーディング マガジン) 2012年 01月号 [雑誌]
著者:サウンド&レコーディング・マガジン編集部
販売元:リットーミュージック
(2011-12-15)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る

先月、ほぼ12年ぶりにSound & Recording Magazineを買いました。この12年、手に取ったことすらないので、本当に12年ぶり。

12年前に読んでいたときの感覚は、「自分では買えなくても、憧れとして、スポーツカーや高級車を眺めているだけで楽しい」という車雑誌のような感じの雑誌という位置づけでした。好きなミュージシャンの自宅スタジオの解説を、何の得もないのに熱心に眺めたりして。

でも今になってみると、全然違う。

音楽制作環境のデジタル対応が12年前に比べてはるかに進み、あらゆることがハードじゃなくてソフトでできるようになった結果、以前では考えられないような少ない予算でまともな音楽制作ができるようになってました(これは12年ぶりに知識を仕入れてすごく驚いたことのひとつ)。

また、学生のときは1万円の機材を買うのにもあれこれ躊躇したけれど、自分で稼ぐようになった今はそれくらいの額ならなんとでもなるようになったというのも大きな変化。

その合わせ技で、ふと「Sound & Recording Magazineって誰のための雑誌なんだろう?」と考えた。

想像するに、Web業界でいうところの「Web Designing」みたいなもんで、プロとハイアマの業界誌みたいな感じなんだけどそれで食っているプロフェッショナルは実際は読んでない(ほとんど興味がない)みたいな感じなのだろうか?

つまり、プロに憧れるハイアマの物欲を刺激し、メーカーが新製品を売るために出稿する、という構造のメディアであり、ほぼそれだけ、みたいなね。

だとすれば、俺みたいなビギナーはこの本に書いてあることを真に受けちゃいけないなと思うんですが、2012年1月号は「ビギナーのための購入ガイド2012」という別冊付録がついていて、それは参考になりそうだったので真面目に読みました。

そこに「プロミュージシャンは、アマチュアのときに、どういう環境で音楽を作っていたのか? また、いまのオススメのツールは?」みたいな企画があって、4人のインタビューが掲載されていました。

で、答えはみんなほとんど一緒。「機材なんてなんでもいいから、音楽をやりたいと思った理由を見失うな」と(雑誌の目論見とは逆ってのが、おかしみポイント)。

「写真好き」が昂じてはじめた趣味がいつの間にか「カメラ好き」になっている、というのはよく聞く話ですが、『Sound & Recording Magazine』を毎月熱心に買っている読者のなかにも、「音楽好き」が「機材好き」になってしまっている人が多いんだろうなと、この警句を見て思いました。

優れた機材が安価になり、アマチュアとプロの境目がどんどん小さくなってきている時代というのは、つまり「サウンドプロダクション〈 ソングライティング」とも言える(はず)。いいソングライターって、むしろインディーズのほうにたくさんいるしね。

最終的な音のクオリティはプロにかなうわけないんだからほどほどにして、ソングライティングに集中しよう、それこそ楽しいじゃないかとあらためて思った2012年2月。

このページのトップヘ

見出し画像
×