カテゴリ:
『ぼくばな』の人(kotorikotoriko)が「あなたの会社に僕がうかがいます」と書いたので、実際に招いてみた。特に深い考えがあったわけじゃないんだけれど、せっかくのネタなのでそれに応えようと思って。

出席したのは、某ベストセラー作家と、「本を出せない出版社が本を出せるようになるまでのブログ」の中の人と、最速インターフェース研究会の主任研究員と、あと途中から刺身☆ブーメラン。

結果から言うと、ブログ出版ビジネスの企画はダメだった。

そこは本人も途中で気づいたと言っていて、京都からわざわざやってきたというのに、企画の説明を最初から放棄していた。おかげで、なぜか私が出席者に企画の説明するというわけのわからない展開。珍しい経験をした。

ダメながらもよかったのは、「高度に発達したアマゾンは10年後のモニタと見分けがつかない」というキャッチコピー。これはメソッド化して使えるかもしれない。

- 高度に発達した携帯電話は10年後のパソコンと見分けがつかない
- 高度に発達したYouTubeは10年後のテレビと見分けがつかない

あるいはもっと適当に、

- 高度に発達したキャラ弁は10年後のネイルアートと区別がつかない
- 高度に発達した左手は10年後の右手と区別がつかない

とかでもいい。

中長期的にありえる(ありえない)未来を仮定し、現時点でそれに近い状態を実現するにはどうしたらいいか考える。今回やろうとしたのはそういうことで、持ち込まれた企画はダメだったけど、そこから発展する話はなかなかエキサイティングだった。

こういう話があればまた聞きたい、と思った。


関連リンク : ノッフ! - 東京に遊びに行ってきた