livedoor Readerがグッドデザイン賞を受賞したので、開発当時の企画書をさらしてみる
livedoor Readerがグッドデザイン賞を受賞しました(審査員コメントなど、詳しくはlivedoor Reader開発日誌で)。ご利用いただいたみなさん、ありがとうございます。サービス開発やプロモーションに携わった皆さん、おつかれさまでした。ライブドアを退社してピクシブでがんばってるyspもおつかれさまでした。
今日はそれを記念して、サービス開発当時(2006年1月〜3月くらい)の企画書をさらしてみます。

オリジナルのデータがどっかいっちゃったので、紙で残っているものをキャプチャしました。書き込みが生々しいですね。
そして早速ですが、「1)競合他社のサービス例」と「2)RSSリーダーの周辺ビジネス例」は外部に公開するにしては辛辣なので割愛させていただきます。

これがコンセプトをまとめたところ。振り返ってみると、
Bloglinesから余計な機能を削ぎ落として、インターフェースを(Ajax等で)簡便化&軽量化して、日本語に最適化したデザインにできれば、最強のRSSリーダーになるのでは?
という部分は達成できましたが、「フィードへの広告展開」はだいぶ未達成でしたね。っていうか3年半も前の企画書を見るのは恥ずかしいもんですね。

パワポで書いたワイヤーフレーム。サンプルで表示しているブログが「眞鍋かをりのここだけの話」だというのが、時代を感じさせます。

初期バージョンの配色。livedoor Blogのメインカラーが青なので、それと区別する目的もあって緑を配したのですが、最終的には青に落ち着きました。
ちなみに、このときの配色でイメージしたのは、ハービー・ハンコックの『処女航海』。「Reader」というロゴの右にあるアイコンは、実はこのジャケットにあるヨットのイメージを拝借しています。

アーティスト:ハービー・ハンコック
販売元:EMIミュージックジャパン
発売日:2009-06-10
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情報の海を軽やかにすいすい進む感じをイメージしてそういうことを考えたんですが、今となってはよくわかりません。中ニ病だったんじゃないかと思います。
まだ利用されたことない方は、この機会にぜひお試しください。
▼livedoor Reader
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