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文庫化された『水滸伝〈1〉曙光の章』を読んだ。まじでびびった。というか、北方謙三をなめてました。すみません。僕はこれまで「ソープへ行け」のイメージだけでとらえてました。本当にすみません北方水滸伝、まじですごい。

もし今の世の中に、テレビもまんがもゲームもインターネットもなかったら、あるいは、1960年代くらいだったら、成人男子の8割が知らず知らずのうちに読んでしまう永遠のベストセラーになったこと間違いなし。失礼な物言いだけれど、吉川英治なんて相手にならない。

それに、それこそ誰にでも薦められるのがいい。「北斗の拳」とか「グラップラー刃牙」を読める人なら、ふだん本を読まない人でもまったく問題なく読めると思う。
これはもう文句なしに大衆小説の金字塔。

うがー! 月1ペースの文庫をまたず、単行本で一気読みしたーい!