遠野、Twitter、食料、寄付、自宅作業について
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実家のある遠野について
実家のある遠野は、釜石/山田/陸前高田などの沿岸部の支援の最前線になっており、避難してきた被災者の方や、自衛隊の基地になっているとのこと。慣れ親しんだ高校の体育館や福祉センターなどの施設を中心に物資の支援を集めていて、友人らは積極的に支援活動をしている。
ちなみに、津波の際に遠野がそういった支援基地になることを想定した訓練が、2008年に行われている。
陸上自衛隊東北方面隊震災対処訓練
近い将来、高い確率で発生すると予想される宮城県沖地震に適切に対応するため防災関係機関や自治体などと連携しながら人命救助や民生支援などの訓練をする自衛隊東北方面隊の震災対処訓練がおこなわれています。(中略)沿岸地域では、津波による甚大な被害が発生し自衛隊による支援活動が必要になったことを想定しておこなわれました。2日間の訓練で遠野市は三陸沿岸地域への後方支援基地として自衛隊や県消防応援部隊が集結して訓練が展開されます。
なるほど、こうした準備のたまものかと感心した。
Twitterについて
都内にいると、拡散希望のツイートをRTしてもほとんど無意味な感じだけど、現地にいる友人らのそれは、本当に機能している。ブログというツール/メディアが2001年9月11日のときに注目を浴びたことを、思い出した。
食料について
こういうときに買い溜めする意味がわからない。いつも通りというか、足りなくなりそうなら足りなくなりそうなりにやればいいのに。熱心に節電する人が、カップラーメンとトイレットペーパーを買い溜めをするとか、矛盾してる。それならこの際、ダイエットしたらいいのにと意地悪なことを思う。
我が家では、土曜日から冷蔵庫のあまりものを絶賛整理中。なんとなく冷凍しておいた端数のひき肉をかき集めてカレーを作ったり、残りわずかなマヨネーズとしなびたパセリとらっきょとタマネギを使ってタルタルソースを作って冷凍食品の揚げ物を片付けたり。大学生のときに、流しの下に眠っていた小麦粉でうどんを打ったりしたことを考えれば、どうにでもなるよね。
もし本当に困ったら、となりの家の人に相談すればいいし。その地域にある物の総量なんて変わらないんだから、ほんとどうにでもなる。
寄付について
あまったお金やあまったポイントを寄付する、というレベルではなく、結構まとまったお金を寄付したいと考えているので、どこにどうやるのが最善なのか、もうちょっと調べようと思ってます。日本赤十字社を通すのがいいかもしれないし、被災地の家族や友人を通して直接渡す方がいいかもしれないし。あと、税金控除も考慮に入れると、寄付できる金額も上がるような気もするし、もうちょっと調べます。
自宅作業について
ライブドアでは出社制限がかかっていて、各自なるだけ自宅で作業することになっている。一部の業務は出社しないとできないけれど、サービス開発/運用に関わる作業のほとんどは自宅で行える。もちろんそれは理論上わかっていたことだけど、「出社しなくてもいい」という消極的な状況じゃなく、「なるべく出社するな」という積極的な状況になってはじめて、それが実際に機能する(であろう)ことが実証された(るかもしれない)と思う。自宅作業どころか、ノマドなスタイルもできると思うので、この機会にチャレンジしてみようと思う。