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Re : 2012年後半、今からブログを始める人へ贈るアドバイス

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2012年後半、今からブログを始める人へ贈るアドバイス」という記事が話題になっていました。
代表的な反応は、「素晴らしい!」という賛辞と、「ブログってこんなにめんどくさいのか…」という落胆などだと思いますが、ブログ事業を10年近くやっている自分の感想はこれです。


これだけはやってはいけない!


なかにはもっともだなと思えるアドバイスもあるのでちょっと大げさだけれど、以下の2項目だけはお薦めしません。

適切なプラットフォームを選択する。優れたブログプラットフォームのデフォルトの選択肢は、WordPressだ。
自分のドメインを手に入れる。

自分でサーバをレンタルして、自分でブログのシステムをインストールして、自分でドメインを設定したおもしろいブログがかつてたくさんありました。でも10年経ったら、そういうブログはほとんど消えてしまいました。とても残念です。

今も残っているのは、「livedoor Blog」とか「はてなダイアリー」とか、サーバやシステムやドメインの管理をすべて専門のサービス会社にまかせたブログばかりです。

熱意をもって書きはじめたブログも、いずれ飽きる時がきます。
しかし、飽きのその先に、「あのときの自分は何を考えていたんだろう?」と振り返りたくなる時がきますし、あなたの過去ログを欲する読者が必ず現れます。
では、その飽きの時期をどうやって乗り切るか?
自前のサーバや独自ドメインでは長続きしないのは、過去の歴史に照らして明らかです。
だからなるべく、専門のサービス会社にまかせることをお薦めします。

多分にポジショントークではありますが、これが、2012年後半、今からブログを始める人へ贈る私からのアドバイスです。

関連リンク


無料で広告が少ない国内ブログサービス比較 2012年4月版

ブロガーランキングを作ってみたら414位だった

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ブロガーランキングというのを作って、500位まで公開してみたら、414位というぎりぎりのところに滑り込んでいたので記念のスクリーンショット。

昨日はいつもよりアクセス数が多かっただけなので、またすぐ圏外になると思いますが、あれくらいでこれくらい、という距離感はなんとなくつかめました。

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総合ランキングだと遠すぎたけど、これならちょっとやる気が出てきたぞ。

ブログ誕生 ―総表現社会を切り拓いてきた人々とメディアブログ誕生 ―総表現社会を切り拓いてきた人々とメディア
著者:スコット・ローゼンバーグ
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(2010-11-25)
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livedoor クリップの終了によせて、nipotanがこんなブログを書いてくれました。

「10 年続ける」ということ

最初だけ立ち合って手伝って、ローンチ以降は完全に自分の手は離れた。というか主担当の kyanny 君にお任せしたので、サービス利用者の立場でいつも遠目から見守っていた。
livedoor クリップは、産み出した kyanny と mala と sasakill のカラーが色濃く出たサービスだったなーという (勝手な) 印象。
子が親に似るのは web もそうなのかな。

今思えばなつかしいが、皆であれほど苦労して産んだ子が、朽ちて消えゆく虚しさ。

10 年続けるってのは実に難しい。

サービスのクローズにあたって迷惑をしている(あるいは悲しんでいる)ユーザーの前で、そのクローズを決めた人間が陶酔的なことを書くのはよくないという哲学をもっているので、普段はブログなどに個人的な感想は書くまいと思っているのですが(nowaの終了のときも何も書かなかった)、でも、これを読んで私の胸にも去来するものがあったので、ちょっと書きます。

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今年3月に失敗カンファレンスというイベントがあって(参照)、「nowaのときは葬儀に参列できなくて引きずった」という話をしました。だから、クリップのときはせめてなにかしようと思っていました。

結果として、自分に何か特別なことができたわけではないのですが、協力をしてくれた方々にこの場を借りてお礼申し上げたいと思います。


NAVERまとめにインポート機能をつけてくれた島村さん、本当にありがとうございます。
はてなブックマークの非公開ブクマ機能を無料開放してくれた近藤さん、本当にありがとうございます。


「livedoor クリップ」のサービス提供終了のお知らせ : livedoor クリップ開発日誌

ネット上のURLを保存・共有するという行為と、それが生むカルチャーは、ある特定のサービスによってのみ成り立っているのではありません。その事業を支えるいろんな会社があり、そのサービスに魂を込める作り手がいて、そしてなにより多くのユーザーの参加によって、競い、栄えてきたものです。

livedoor クリップは、そのなかにあって、ある一時期のオルタナティブ(代替物)としての役割しか果たせなかったかもしれないけど、こういったカルチャーに少しでも貢献できたとしたらうれしいです。livedoor クリップはもうなくなってしまうけど、こういったカルチャーや、インターネットの楽しさは続きます。まだ。もっと。

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今日からはじめるライブドアブログ (三才ムック VOL. 271)今日からはじめるライブドアブログ (三才ムック VOL. 271)
販売元:三才ブックス
発売日:2009-10-06
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三才ブックスさんから、『今日からはじめるライブドアブログ』という本が出ました!

ライブドアブログ公式ガイドブックはこれまでにも何冊か出版されていますが、中の人が企画からしっかり協力させていただいたのは(たぶん)今回が初めて。DIGITAL DJのCOODOOさんの紹介をきっかけに、三才ブックスさんとの企画会議も盛り上がり、ブロガーさんの座談会やインタビューでは「アキバBlog」「カラパイア」「小太郎ぶろぐ」「ひろぶろ」「オレ的ゲーム速報@刃」「らばQ」「Kの部屋」「ニコニコ動画のブログ猫飯」「アルファルファモザイク」「なんでも評点」「ジャニーズ最新情報」の中の人みなさんにご協力いただき、多くの良縁に恵まれた幸せな本になったと思います。これを手にした人が、ブログに興味もってくれたらうれしいです。

で、これを機会に、ライブドアブログ公式ガイドブックをまとめてみました。


ライブドアブログで稼ぐ!儲ける!ライブドアブログで稼ぐ!儲ける!
著者:堀江 貴文
販売元:ダイヤモンド社
発売日:2005-08-05
おすすめ度:4.0
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とっておきの秘技 ライブドアブログを120%使いこなす秘伝書とっておきの秘技 ライブドアブログを120%使いこなす秘伝書
著者:持丸 浩二郎
販売元:シーアンドアール研究所
発売日:2005-12
おすすめ度:3.0
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livedoor Blogではじめてのブログ―世界一簡単&オシャレ!! (祥伝社ムック)livedoor Blogではじめてのブログ―世界一簡単&オシャレ!! (祥伝社ムック)
販売元:千舷社
発売日:2006-01
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どれも時代を感じるますね…。ツンデレキャラのイラストを帯をめくるとパンチラする最新の本と比べると、隔世の感があります。

まあパッケージのテイストはともかくとして、ブログのシステムも大きくリニューアルしているので、新しい公式ガイドブックが世に出て本当によかった。

ちなみに、今日からではとてもはじめられない方の公式本はこちら。


4Gbpsを超えるWebサービス構築術4Gbpsを超えるWebサービス構築術
著者:伊勢 幸一
販売元:ソフトバンククリエイティブ
発売日:2009-08-21
おすすめ度:3.5
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ツンデレパンチラに比べるとだいぶ硬派。

というわけで結果的に、誰も意図していませんでしたが、わずか2ヶ月くらいの間に、硬軟とりまぜてバランスを取った2冊の本が出たかっこうになりました。

今日からはじめるライブドアブログ (三才ムック VOL. 271)今日からはじめるライブドアブログ (三才ムック VOL. 271)
販売元:三才ブックス
発売日:2009-10-06
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Amazonの関連商品が『ドリームクラブ』ばっかりw(2009年10月7日時点)。

livedoor Readerがグッドデザイン賞を受賞したので、開発当時の企画書をさらしてみる

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livedoor Readerがグッドデザイン賞を受賞しました(審査員コメントなど、詳しくはlivedoor Reader開発日誌で)。

ご利用いただいたみなさん、ありがとうございます。サービス開発やプロモーションに携わった皆さん、おつかれさまでした。ライブドアを退社してピクシブでがんばってるyspもおつかれさまでした。

今日はそれを記念して、サービス開発当時(2006年1月〜3月くらい)の企画書をさらしてみます。


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オリジナルのデータがどっかいっちゃったので、紙で残っているものをキャプチャしました。書き込みが生々しいですね。

そして早速ですが、「1)競合他社のサービス例」と「2)RSSリーダーの周辺ビジネス例」は外部に公開するにしては辛辣なので割愛させていただきます。


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これがコンセプトをまとめたところ。振り返ってみると、

Bloglinesから余計な機能を削ぎ落として、インターフェースを(Ajax等で)簡便化&軽量化して、日本語に最適化したデザインにできれば、最強のRSSリーダーになるのでは?

という部分は達成できましたが、「フィードへの広告展開」はだいぶ未達成でしたね。っていうか3年半も前の企画書を見るのは恥ずかしいもんですね。


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パワポで書いたワイヤーフレーム。サンプルで表示しているブログが「眞鍋かをりのここだけの話」だというのが、時代を感じさせます。


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初期バージョンの配色。livedoor Blogのメインカラーが青なので、それと区別する目的もあって緑を配したのですが、最終的には青に落ち着きました。

ちなみに、このときの配色でイメージしたのは、ハービー・ハンコックの『処女航海』。「Reader」というロゴの右にあるアイコンは、実はこのジャケットにあるヨットのイメージを拝借しています。

処女航海処女航海
アーティスト:ハービー・ハンコック
販売元:EMIミュージックジャパン
発売日:2009-06-10
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情報の海を軽やかにすいすい進む感じをイメージしてそういうことを考えたんですが、今となってはよくわかりません。中ニ病だったんじゃないかと思います。

まだ利用されたことない方は、この機会にぜひお試しください。

livedoor Reader


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