ASCII.jpの「Blogger Alliance発表会まとめ記事」が素晴らしすぎて
Blogger Allianceの記者発表会でプレゼンしてきたのですが、これが本当に難しかった。プレゼンに求められる内容はだいたいこんな感じ。
1.ブログASPサービスという新しいサービスを説明する
2.ブロガーリレーションズという新しい広告を説明する
3.そのうえで、1と2の相乗効果をねらうのが「ブロガーアライアンス」というプロジェクトである、という全体像を説明する
新しいもののオンパレード。
しかも、ネット媒体だけでなく新聞にも載ることを想定して、なるべく平易な表現を心がけなければならない。
与えられた時間は25分。
難しすぎる!
という感じだったのですが、とにかくやりました。終わりました。
結果、以下のような記事なりました。
記者のみなさまの腕前がさすが過ぎて、私の心配は杞憂に終わりました。ブロガーアライアンスについて、見事にまとめられている記事ばかりですので、ぜひご覧ください。
・ライブドアが「livedoor Blog」をASP提供、第1弾は「pixiv」
・ライブドア、新規事業「ブロガーアライアンス」を始動:MarkeZine(マーケジン)
・「livedoor Blog」をASP提供 ブログ事業強化、第1弾は「pixiv blog」 - ITmedia News
・livedoor ニュース - ライブドア、新規事業「Blogger Alliance」を発表 3年後に売上150億を目指す
・ライブドアがブログサービスのASP提供を開始、800万人規模のブログネットワーク目指す:ITpro
しかし今回取り上げていただいたメディアのなかでも、ASCII.jpの吉川大郎さんは、私たちの言いたかったことを他社とはちょっと違うアプローチで記事にしてくださいました。
pixiv&ライブドアで、インターネット広告に新しい動き
「Open&Share」―― ライブドアの社是だという。
その社是を具体化したようなサービス「Blogger Alliance」が、本日スタートした。
(中略)
ライブドアが強調するのは、冒頭に掲げた「Open&Share」だ。自社のテクノロジーを他社にも使ってもらい、その利益をシェアしたいという思想である。もちろんサービスをタダで提供するわけではないが、「囲い込まない」「協業で伸ばす」という態度が、発表会では常に感じられた。
プレゼン資料作成で行き詰ったときに出てきたのが、この「Open&Share」という言葉でした。
複雑な構想を図や言葉の組み合わせで理解してもらおうと思って苦闘していましたが、そうだこの言葉ひとつで想いは伝えられるようね、とわかった時からこのプレゼンに背骨ができました。というか、魂が宿りました。
それをこんなふうに見事に記事にしてくださって、本当に感激です。
ちなみに、打ち上げの席で「そういえばOpen&Shareって社是でしたっけ?」と聞いたら、ライブドアが分社化するときにCTOが飲み屋でつぶやいていた言葉だそうで、特に社是でもなんでもなかったそうです(笑)。
が、これはもう結果的にもう社是でいいんじゃないでしょうか。
インタビューでこんなことを言っているスタッフもいますし。
できる人のデジタル仕事術 [コラム] 情報は「どうしたら公開できるか」考えてどんどん出す - できるネット+(できるネットプラス)
基本的にライブドアでは、情報について「公開する・しない」ではなく「どうしたら公開できるか?」という考え方をします。
完全に同意。
そしてもう完全に社風。
というわけで私も、記者発表のときの資料はのちほどSlideShareとかにあげようと思います。
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