28年目のハーフタイムから始まった、後半戦の奇跡
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金子達仁が日本サッカーを絶賛、「国籍超え熱狂与えている“奇跡”」
準決勝の結果がどうなろうとも、日本を見る世界の目は、もはやいままでのものではなくなる。 来るW杯ブラジル大会では、日本を優勝候補、あるいはダークホースとして挙げる欧州のジャーナリストが間違いなく出てくる。書いていて目眩さえ覚えるが、確実にそうなる。
金子達仁に陶酔的な文章ついて、アンチがあーだこーだ書いているけど、こうやってハァハァなるのはしょうがないよ。
なにしろ、金子達仁の単行本デビューは、『28年目のハーフタイム』というアトランタオリンピックで日本男子代表がブラジルを初めて破ったときのドキュメンタリーであり、その結びの一文はこんなだ。
願わくば、28年ぶりのオリンピックのために闘ったメンバーが、日本サッカー史上経験したことのない境地にまでたどり着くことができますように。彼らが現役生活に別れを告げる時、日本サッカーがオリンピックへ28年ぶり出場した際の物語を読み返し、ああ、これが自分のサッカー人生にとってのハーフタイムだったのだな、と懐かしくも恥ずかしげな笑みを浮かべてくれますように。
それが私の夢である。
なんとロマンティックな! と思わなくもない。でも、夢を語る権利は誰にでもあるわけだし、実際に、世界のサッカー史上に2度目の名乗りを上げてからわずか16年で、『来るW杯ブラジル大会では、日本を優勝候補、あるいはダークホースとして挙げる欧州のジャーナリストが間違いなく出てくる』と思えるポジションまで本当にきちゃったときにハァハァしちゃたってそりゃあしかたないだろう、と思う。
28年目のハーフタイム (文春文庫)著者:金子 達仁
販売元:文藝春秋
(1999-10)
販売元:Amazon.co.jp
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昨年、『28年目のハーフタイム』を再読した時の感想として「刊行から14年ほど経っているけど、この本は、照射する時間が長ければ長いほどおもしろくなる。10年後にまた読もう」(参照)と書いたけど、1年もしないうちにもう一度手に取ることになろうとは。
ちなみにこのときのブラジル戦のスタメンは、
・川口能活
・鈴木秀人
・田中誠
・松田直樹
・遠藤彰弘
・伊東輝悦
・服部年宏
・前園真聖
・路木龍次
・中田英寿
・城彰二
でした。懐かしい…。
16年前でこれだから、あと12年後には一体どうなってるんだろう。
2050年までにW杯優勝を目標に掲げたJFA2005宣言も、もっと早いタイミングで実現してもおかしくないよね、とか思うと、金子達仁がその成長速度を「奇跡」と呼びたくなるのもわかる。
いいときもあれば、わるいときもあるのは当たり前。今後も、谷間の世代や谷底の世代と言われるのも出てくるだろうけど、強い日本サッカーを見てそれが当たり前だと思って育った世代が(しかも男女ともに!)、このあとの日本サッカーをさらに押し上げていくだろうなあ。28年目のハーフタイムから始まった、日本サッカーの後半戦が楽しみすぎる。
※女子サッカーの準決勝、フランス戦を見ながら。


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