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羽海野チカの『3月のライオン 1』を買った。もちろん、将棋的な意味で。





主人公のことを、あまり将棋が強い設定にしないでほしいなあ。若くて強かった人の伝説なら現実にいくらもあるので、そこは張り合わずに、リアリティを優先させてほしいです(17歳でオールラウンドプレーヤーとかあり得ない)。
以下に挙げたのは、現在まで4人しかいない中学生プロ棋士のリスト。

加藤一二三
谷川浩司
羽生善治
渡辺明

『3月のライオン』には、東京の東側に特有な、殺伐さと、懐かしさと、寂寥感と、あたたかさとが混ざった雰囲気を大切に、かわいい男の子女の子たちが描かれる小品としてうまく完結してほしいです。アフタヌーン的な感じで。ってことで期待age。

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カヒミ・カリィが大好きな渋谷系青年がなぜかカリスマ的デスメタルバンドのボーカルとして崇められ「昨日は母さん犯したぜ! 殺害せよ! 殺害せよ!」と絶唱する低俗で下品で最高に笑えるギャグまんが。

期待しないで読んでと言って渡されたから期待せずに読んだらゲラゲラ笑えた。『デトロイト・メタル・シティ』最高である。

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みうらじゅんの『アイデン&ティティ - 24歳/27歳』を読んだ。
第1部はボブ・ディランまんが、第2部はジョンとヨーコまんが。そうか、こういうのありなんだ。このメソッドを使えば自分もまんが描けそう、とか思った。

というわけでこのまんがのテーマ、そして元ネタは「I don't believe」という叫び。

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まずはアマゾンのレビューの引用から。
「ライチ☆光クラブ」は彼の最高傑作という域を軽々と超え、現代漫画の最高峰と言っても過言ではないと断言する。もう十数回読み返したがまったく飽きない。

まじでか。

というわけで買って読んでみたんだけど、はっきり言って、まったく楽しめなかった。

古屋兎丸の本、特に初期のやつは何度もの引っ越しと本棚の粛清に耐え抜いて今でも家に置いてあるくらいだし、グロとかガロとかにも耐性あるし、これはいいかもしれないと期待してたんだけど。うーん、今すぐ売ってしまいたい。

でも、たぶん、こういうのが突き刺さる趣味ってのも、きっとあるんだろうな。と、想像する。

あと、この本の印象が悪くなってしまったのは、タイミングの問題もある。個人的なことなんだけど、つい先日『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲』を観て、ノスタルジーの害悪について考えていたところだったから。
というのもこの漫画は80年代のアングラ劇のまんが化だから、どうしても、そういう後ろ向きなノスタルジーとして読めてしまって、今読むべき作品として評価ができない。好きな人だけが読めばいいんだと思う。


ライチ☆光クラブ
東京グランギニョル
飴屋法水

岡田斗司夫のプチクリ日記: 「オトナ帝国の逆襲」について
Latest topics > 昭和とノスタルジーを扱った2作品に対する対極的な扱い - outsider reflex

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